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「腰痛」と上手に付き合う方法

厚生労働省の調べで「体に感じる痛み」のトップにあがったのは「腰痛」でした。しかし、ひとくちに腰痛といってもその痛み方は人それぞれです。どんな痛みと、どうやって付き合っていくか、腰痛対策を考えてみましょう。

こんな痛みのときはこう対処

連続的な激しい痛み・ギックリ腰

4〜5日は絶対安静にしていることが重要です。むやみに動くと症状が悪化し、慢性化してしまう場合もあります。

断続的な強い痛み

立っていられないほどの激しい痛みが断続的に襲ってくる場合は、鎮痛剤などで炎症を抑えましょう。早めに手当てをしないと慢性化するおそれがあります。

我慢できる程度の病み

心地いいと感じるくらいの温度のぬるま湯に、10〜15分つかってみましょう。血行がよくなるので痛みが軽減するはずです。

軽い痛み

温・冷どちらのタイプでも、気持ちいいと感じる湿布を使ってみましょう。湿布は、皮膚を通して筋肉や関節に薬剤を浸透させてくれます。

腰痛の治療とは

腰痛の治療法は非常に多様化しており、民間療法まで含めると数限りない方法があります。下にあげたものはそのなかの一部です。「これは効く」というものが万人にあてはまるとは限りませんので、自分に合ったものを見つけるには時間がかかります。試したうえで、症状を相談しながら決めていくのがいいでしょう。

  • ●カイロプラクティック
    痛みの原因を背骨の歪みにおき、骨盤や関節の歪みまでをケアします。
  • ●整体
    施術後の爽快さがポイント。施術中に痛みを伴って我慢できない人は避けたほうが無難です。
  • ●はり・灸
    原因の除去にはなりませんが、気持ちよさという点では◎です。
  • ●指圧・マッサージ
    筋肉をほぐす意味では効果的です。気持ちよければ問題ありません。
  • ●牽引療法
    全身を上から吊し振動を与える方法です。腰痛の原因のひとつ、血液の循環をよくし、腰を左右に揺らしながら徐々に脊推の矯正をしていきます。
  • ●レーザー治療
    椎間板ヘル二アの手術法のひとつです。通常1日の入院が必要となります。ただし、重度のタイプは治療困難で、保険適用となっていないため治療責が高いという問題点もあります。

腰痛に効くツボ刺激でリラックス

部屋でゆっくりとツボを刺激するのも効果的です。刺激後はあまり体を動かさないほうがいいので、就寝前などに試してみましょう。背中のツボは、いずれもひと押し10秒、5〜6回が目安となります。

  • ●腎兪(じんゆ)
    腎兪 肩からひじを体の両わきにぴったりつけたときの、ひじの高さ。両腕を後ろに回し、親指の腹で二つのツボを一緒に刺激します。体に対して垂直にカを入れ、ゆっくりカを抜きます。
  • ●志室(ししつ)
    腎兪から左右外側に指幅二本分。肩甲骨のもっとも肉側の点から垂直に下がった線上にあります。両手の親指で内側に向けて強めのカで押します。
  • ●大腸兪(だいちょうゆ)
    腰に手を当てたときの手の高さで、背骨から左右外側に指幅二本分です。刺激の仕方は腎兪と同じです。
  • ●風市(ふうし)
    風市 両腕をわきに垂らし、まっすぐ立ったとき、中指の先が触れる筋の溝のあたりにあります。椅子に座った状態で、コリをほぐすように10分ほど押しながらもみます。腰痛の予防にもなります。