体験をもとに、たばこの害について自分なりのイメージを持つようにします。例えば、風邪をひいてもたばこを吸い続けてせきが止らなくなった時のことや、たばこを吸って真っ黒になった肺の写真のように、視覚的に印象に残ったシーンを思い浮かべると良いでしょう。
禁煙したいと思った理由を思い返して、禁煙継続の必要性を再確認します。
また、これまでの禁煙の努力を思い浮かべて、それが報われるよう、これからも頑張るようにしましょう。
禁煙して良かったと感じていることを絶えず心に留めて、禁煙したことの喜びを味わいましょう。
「今日1日禁煙しよう」というように、目標を身近なところに設定して、気楽な気持ちで禁煙に取り組みます。
「今後ずっと禁煙しよう」と考えると、それがむしろ心理的なプレッシャーとなって、禁煙の失敗につながる場合もあるので、注意が必要です。
無理かもしれないと思っていた禁煙を達成できたことに自信を持ちましょう。しかし、過信は禁物です。
禁煙して1ヵ月以上たったら、自分の回りでたばこを吸っている人に禁煙を勧めてみます。人に禁煙を勧めることは、自分の喫煙再開の防止に役立つだけでなく、非喫煙者としての自分自身の立場を社会の中で定着させるのにも有用です。