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たばこについてのQ&A(1)/たばこの効用と害

たばこの効用

Q.たばこは体の健康には悪いかもしれませんが、心の健康には良いのではないでしょうか?

A.確かにたばこを吸っている人にとってたばこは、緊張を和らげたり、逆に覚せいさせたりする作用を持っています。これはニコチンの持つ作用です。
しかし一方で、たばこに捕らわれたり、ニコチンに支配されているという状況は、決して心の健康に良いとはいえないのではないでしょうか。
喫煙習慣の本質はニコチン依存症であることが世界的に認められ、診断基準も示されています。「たばこが心の健康に良い」というのは、薬物依存症の世界においてのみ見られる「効用」なのです。

Q.たばこは不利益だけでなく、利益も多いと思いますが、いかがですか?

A.確かに喫煙者にとって、たばこは楽しみの一つであり、いら立つ神経を鎮めたり、間を持たせるなど、色々な効用を持っていることでしょう。
しかし同時に、たばこはせきや息切れのもとであり、歯を黄色く汚し、息や衣服を臭くします。その上たばこは、肺がんをはじめ多くの病気にかかる危険を高めます。
たばこか健康かよく考えて選択しましょう。
医学的見地からはもちろん、たばこをやめて健康を選ぶように勧めます。

たばこの害

Q.以前は喫煙していると仕事の能率が上がるような気がしていましたが、最近はそうではないように思います。本当のところはどうなのですか?

A.確かに、たばこに含まれるニコチンには脳の覚せい作用がありますので、たばこを吸うと集中力が増し、仕事の能率が上がると感じておられる方は多いと思います。
しかしこの作用は、あくまで、たばこをしばらく吸えない間に、禁断症状によって脳の覚せいレベルが低下したものを、ニコチンの補給によって元の状態まで戻すという程度に過ぎません。平常の喫煙状態では、覚せいレベルの上昇は認められません。
作業能率を調べるテストを喫煙前後で実施すると、喫煙後にむしろ能率が低下するという研究データも報告されています。

Q.低タール低ニコチンのたばこに変えたり、本数を減らしたりすれば、禁煙できなくても良いのではないかとも思いますが、どうなのですか?

A.本数を減らすのは、禁煙への良い第一歩です。しかし、安全なたばこや、安全なたばこの吸い方というようなものはありません。
多くの喫煙者は、ニコチン含有量の低いたばこの埋め合わせをするため、吸う回数を増やしたり、深く吸い込むようになります。そのため、タールやニコチンの摂取量が期待したほど低下しません。さらに困ったことに、一酸化炭素の摂取量がかえって増加し、虚血性心疾患のリスクを高めることがあります。

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