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食物繊維の効果2 〜コレステロール代謝〜

食物繊維とコレステロールの関係

食物繊維を多く摂取している人は、その摂取量が少ない人と比べ、血清コレステロール値が低いことが疫学的に知られています。
ペクチン、グアーガム、コンニャクマンナン、大麦のβ−グルカンなどのSDF(水溶性食物繊維)は血清コレステロールの上昇を抑制する効果を持っています。このような性質を持つ食物繊維には「水溶性で水に溶けると大きな粘性を示す」という共通性があり、セルロースなどのIDF(不溶性食物繊維)にはこのような効果はありません。
また、高コレステロール飼料にSDFを添加して動物に与えると、胆汁酸やコレステロールの排泄量が多くなり、コレステロール系の胆石の減少が見られます。これはSDFが胆汁酸と結合することでコレステロールのミセル化を阻害するからです。

SDF(水溶性食物繊維)のはたらき

また、肝臓から十二指腸に放出された胆汁酸が、腸で再び吸収されることを「腸肝循環」と呼びますが、SDFは胆汁酸の腸肝循環を阻害するはたらきもあります。血清中コレステロールの上昇を抑制する詳しい原理はまだ明らかではありませんが、この作用は動脈硬化や虚血性心疾患の予防に望ましいことです。

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