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院内感染の中でも特に恐ろしいMRSA

抗生物質が効かないMRSA

本来病気を治す場所であるはずの病院で、逆に病気に感染してしまう。これが院内感染です。
あらゆる細菌やウイルスへの感染の危険がありますが、特に問題となっているのがMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)です。
これは命にかかわる黄色ブドウ球菌の中でも、抗生物質に対して強い耐性を示すので、抗生剤が効きません。しかも、メチシリンだけではなく、ペニシリン系やセフェム系、アミノグリコシド系、テトラサイクリン系など多剤に対して、高度耐性化するという非常にやっかいな菌です。
この菌は、感染源から患者や医療従事者の手やスリッパなどを介して感染します。空気中のチリやホコリに菌が付着して空気感染を起こすこともあります。

特に発生率が高いICU内

特に、ICU(集中治療室)では、他の場所の40倍も発生率が高くなっています。MRSAは免疫能力の低下している術後患者や老人に感染しやすく、循環器、呼吸器、消化器など様々な器官で感染症を引き起こします。
MRSAに対して強い抗菌力を持つとされていたバンコマイシンに対しても、最近、小規模ながらMRSAが耐性化したという報告があります。新しい抗生物質の開発と菌の耐性化という「いたちごっこ」を、どこかで断ち切るための研究が今盛んに行われています。

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