用語解説

ワイル病

わいるびょう
レプトスピラという菌によって起こる感染病。全世界で発生するが、熱帯、亜熱帯地域に多い。もともと、ねずみなどの動物に感染していた菌が、その尿から外へ出て人へ感染する。高熱、目の充血、皮膚が黄色くなる黄疸、出血しやすい、尿に蛋白が出るといった症状が現れる。重症の場合には適切な治療を行わないと、20~30%の確率で死亡してしまう。治療としては抗生物質が有効。手を清潔に保ったり、ワクチンを接種して予防する。
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