用語解説

脳動脈瘤

のうどうみゃくりゅう
脳へ血液を送る脳動脈の一部が膨らみ、こぶができる病気。生まれつきの体質がこぶの発生と関係していると考えられているが、詳しい原因は不明。こぶが破裂すると、多くの場合クモ膜下出血が引き起こされる。破裂しなければ症状が現れないことが多いが、眼球の運動をコントロールする神経がこぶに圧迫されて目が痛む、二重に見えるなどの状態になることがある。そのほかに、こぶの中で大きくなった血栓に血流が妨げられて脳梗塞が起きることもある。こぶの付け根をクリップではさんで破裂を防ぐクリッピング術という手術などによって治療する。
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