用語解説

特発性大腿骨頭壊死症

とくはつせいだいたいこっとうえししょう
太ももに位置する大腿骨の、骨頭(股関節側の先端)が壊死する大腿骨頭壊死症のひとつ。原因不明で、厚生労働省の特定疾患に指定されている。大腿骨の先端部分の血流が悪くなることで骨が弱くなり、体重を支えきれずにつぶれて股関節に変形や破壊が起こり、痛みが生じる。痛みには、歩行の際の杖の使用や消炎鎮痛剤などで対処する。病気が進んだ場合は、骨切り術や人工関節置換術などの手術を行うこともある。
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