用語解説

減圧症(潜水病)

げんあつしょう(せんすいびょう)
気圧の高い状況下で体内の組織に溶け込んでいた窒素が、気圧の低下で気泡化し、血管の閉塞や組織の圧迫が引き起こされる病気。海中の作業やスキューバダイビングなどでの、浮上の際に起こる。手足の筋肉痛や関節痛、頭痛、めまい、吐き気などがみられる。重症の場合、呼吸困難や意識障害を起こし、命に関わることもある。治療は、高圧酸素装置によって、気泡化した窒素を元に戻す再加圧療法が行われる。
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