用語解説

光化学スモッグ

こうかがくすもっぐ
空気中の光化学反応により、健康に被害を及ぼす現象。工場や自動車から排出される窒素酸化物や炭化水素が一次汚染物質となり、紫外線によって光化学反応が起こる。その結果、生成されたオゾンやアルデヒドが二次汚染物質となり、目や呼吸器への粘膜刺激、喘息発作などを引き起こす。紫外線が強く、風が少なく、気温が高いような夏の昼間に多く起こる。大気汚染が問題となった時代に多く報告された。
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