用語解説

クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)

くろいつふぇると・やこぶびょう
「プリオン病」の中の、ヒトが感染するものの代表。「プリオン病」は、プリオンという特異な感染因子が脳や脊髄に沈着し、脳組織が海綿(スポンジ)状に変成するもの。認知症が急速に進行し、1~2年以内に死亡する。弧発性、遺伝性、医原性、新変異型に分類され、全体の90%を占める弧発性CJDの発生確率は100万人に1人。新変異型CJDは牛の「プリオン病」である「狂牛病」にかかった牛から、ヒトに感染したものと考えられている。
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