用語解説

泉熱

いずみねつ
飲食物を通じて感染する病気で、エルシニア菌の感染が原因となる。学童から思春期にかけての年代がかかりやすく、春と秋に多発する傾向がある。急に38~40℃の高熱が出て寒気、頭痛、食欲不振が起こり、2日目頃から全身に濃淡のある赤い発疹があらわれる。5~6日して発疹が消えると熱も37℃近くまで下がり、症状が軽快していく。しかしすぐに熱が再発して発疹や腹痛、下痢を起こすこともある。治療には抗生物質を用いる。
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