用語解説

アロエ

あろえ
古代エジプト文明の医学書にも登場するユリ科の植物。園芸品種を含め500種以上があり、日本では「キダチアロエ」と「アロエベラ」が栽培の中心。背が高く、細い葉に鋭いトゲがあるキダチアロエは、健胃作用や緩下作用がある「アロイン」を多く含む。一方大きく厚い葉が特徴のアロエベラは、粘度の高いゼリー質と粘液に、火傷や傷に有効な「アロエチン」、抗潰瘍作用のある「アロエウルシン」、免疫力を高める「アロミチン」、血糖値を下げるといわれる「アロエボラン」などの有効成分を含んでいる。
「アロエ」についてもっと調べる