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強力ポステリザン(軟膏)

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 強力ポステリザン(軟膏)
主成分 大腸菌死菌浮遊液、ヒドロコルチゾン
分類名称 痔疾用剤
剤形 淡黄色の油性軟膏剤
商品画像
製薬会社 マルホ株式会社
効能 傷を感染から守ります。肉芽(傷が治るときにできる新しい組織)をできやすくして、傷を早く治します。炎症をしずめます。
通常、痔の症状(出血、痛み、はれ、かゆみ)、肛門手術の傷、肛門周囲の皮膚の炎症などの治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肛門に次のような病気がある。結核による感染、化膿している、ウイルスによる病気、カビ(真菌)による病気(カンジダ症、白癬など)
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、1日1~3回適量を患部に塗ります。または肛門に注入します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 肛門内に注入するときは以下の点を注意してください。
    -最初に軟膏を少し押し出します。ノズル部分(先の細い部分)がなめらかになります。薬が入れやすくなります。
    -ノズル部分だけを入れます(容器全体を入れないでください)。
  • この薬は眼に入らないように注意してください。
  • 塗り忘れ、または注入し忘れた場合は、気がついた時に塗るか注入してください。2回分を一度に塗ったり、注入してはいけません。
  • 誤って多く塗る、または注入した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、塗ること、または注入を止めないでください。
  • 生活上の注意
    副作用 主な副作用として、かゆみ、便意、薬を塗ったところの不快感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • まぶしい、かすんで見える、激しい眼の痛み、視力が下がる [緑内障、後嚢白内障]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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