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プロクトセディル坐薬

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 プロクトセディル坐薬
主成分 ヒドロコルチゾン、フラジオマイシン硫酸塩、ジブカイン塩酸塩、エスクロシド
分類名称 痔疾用剤
剤形 黄白色の坐剤、最大直径9.95mm、長さ32mm
商品画像
製薬会社 味の素製薬株式会社
効能 副腎皮質ステロイド、抗生物質などが配合され、肛門で抗炎症作用、鎮痛作用、止血作用および抗菌作用を示します。
通常、痔核、裂肛の症状(出血、痛み、腫れ、かゆみ)の緩解に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。局所に結核性感染症、ウイルス性感染症、真菌症がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回1個を1日1~3回肛門内に挿入します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 坐薬が軟化して挿入困難な場合には、被包のまま紡すい型の端を下に向けて冷水または冷蔵庫に入れて硬化してから使ってください。
  • 使い忘れた場合はできるだけ早く1回分を挿入してください。ただし、次に挿入する時間が近い場合は使用しないで、その後は指示された時間に使用してください。絶対に2回分を一度に使ってはいけません。
  • 誤って多く使った場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。
  • 生活上の注意
    副作用 主な副作用として、真菌症、ウイルス性疾患、皮膚刺激感、かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 体がだるい、食欲不振、吐き気 [下垂体・副腎皮質系機能抑制]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避け、室温(30℃以下)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
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