お薬検索

インテバン坐剤50

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 インテバン坐剤50
主成分 インドメタシン
分類名称 解熱鎮痛消炎剤
剤形 白色~淡黄白色の坐剤、全長26mm
商品画像
製薬会社 帝國製薬株式会社
効能 体内にあるプロスタグランジンという物質がつくられるのを防ぐことにより、関節リウマチ、変形性関節症の炎症や痛みをやわらげます。手術後、外傷後の炎症やはれをやわらげます。(ただし、病気の原因そのものを治すものではありません。)
通常、関節リウマチ、変形性関節症、手術後の炎症および腫脹の緩解の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。胃・十二指腸潰瘍、血液の病気、肝障害、腎障害、心機能不全、高血圧症、膵炎、アスピリン喘息またはその既往歴、直腸炎や直腸からの出血、痔がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は主成分として1回25~50mgを1日1~2回直腸内に使用します。年齢・症状により増減されます。この薬は1個中に主成分50mgを含有します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 使い忘れた場合は、直ちに挿入してください。ただし、次回の挿入までの時間が近い場合、今回は中止し、次回1回分を挿入します。絶対に2回分を一度に使ってはいけません。
  • 誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 眠気、めまい、ふらつき感があらわれることがあるので、服用中は車の運転や危険を伴う機械の操作は避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、下痢、吐き気・嘔吐、腹痛、頭痛、めまい、むくみ、脱毛、皮膚の下に押すと痛いしこりのある紅斑が出る、発疹、そう痒、じんま疹、脈管炎、貧血、紫斑病、眼のかすみ、視力低下などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 冷や汗、顔面蒼白、呼吸困難 [ショック・アナフィラキシー様症状]
  • 吐き気、吐く、腹痛、血を吐く、下血、黒色便、排便・排ガスの停止、発熱 [消化管穿孔、消化管出血、消化管潰瘍、腸管の狭窄・閉塞、潰瘍性大腸炎]
  • 貧血症状、黄疸、発熱 [再生不良性貧血、溶血性貧血、骨髄抑制、無顆粒球症]
  • 発熱、広い範囲の紅斑・水ぶくれ、皮膚がはがれ落ちる [皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症、剥脱性皮膚炎]
  • 息苦しさ、呼吸がヒューヒューいう [喘息発作(アスピリン喘息)]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて、冷蔵庫で保管してください。
  • 暑いところに置くととけて変形することがあります。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 解熱鎮痛消炎剤
    同じ成分の薬を探す インドメタシン
    同じ製薬会社の薬を探す 帝國製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。