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リズモンTG点眼液0.5%

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 リズモンTG点眼液0.5%
主成分 日局チモロールマレイン酸塩
分類名称 眼科用剤
剤形 無色~微黄色澄明な点眼剤
商品画像
製薬会社 キッセイ薬品工業株式会社
効能 β1受容体を遮断することにより、眼圧を下げて、視野の欠けや視力の低下を抑えます。また、熱によって製品がゲル化し効果が持続します。
通常、緑内障、高眼圧症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。気管支喘息、気管支痙攣、慢性閉塞性肺疾患、心疾患、糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシス、糖尿病がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、0.25%製剤を1回1滴、1日1回点眼します。なお、十分な効果が得られない場合は、0.5%製剤を用いて1回1滴、1日1回点眼します。本剤は0.5%製剤です。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • この薬は、室温で長時間放置しますと、ゼリー状になる場合があります。そのときは、冷蔵庫で30分ぐらい冷やしますと元に戻ります。
  • この薬は、他の点眼剤と併用するときは最後に点眼してください。もし、やむを得ず先に使用する場合は、本剤点眼後、30分以上あけてから使用してください(ゲル化した点眼剤が、吸収を妨げるおそれがあるため)。
  • 使い忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早くさしてください。ただし、次の通常さす時間が近いときは、1回とばして、次の通常の点眼時間に1回さしてください。2回分を一度に使ってはいけません。
  • 誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、使うのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 点眼直後に熱により、まれにべたつくことがありますが、薬の効果を持続するための工夫ですので、心配はいりません。
  • 授乳中の方は、この薬を使用している間は授乳を避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、眼刺激感、そう痒感、結膜充血、異物感、ねばつき感、脈拍数減少などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 息切れ、息苦しい、めまい [気管支痙攣、呼吸困難、呼吸不全]
  • 呼吸困難、意識消失、けいれん [心ブロック、うっ血性心不全、心停止]
  • 頭痛、悪心・嘔吐、一過性の意識障害や片麻痺 [脳血管障害、脳虚血]
  • 発熱、つかれやすい、顔に赤い発疹 [全身性エリテマトーデス]
  • 目が充血する、目がかすむ、逆さまつげができる [眼類天疱瘡]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光を避け、10℃以下で保管してください。
  • 薬が残った場合は、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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