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イグザレルトOD錠10mg[非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中および全身性塞栓症の発症抑制]

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 イグザレルトOD錠10mg[非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中および全身性塞栓症の発症抑制]
主成分 リバーロキサバン
分類名称 血液凝固阻止剤
剤形 白色の錠剤、直径7.0mm、厚さ3.2mm
商品画像
製薬会社 バイエル薬品株式会社
効能 血液凝固第Xa因子を阻害することで、血液が固まる働きを抑えます。心房で血液が固まりやすくなっている状態を改善することで、血栓が血管に詰まって生じる疾患(血栓塞栓症)が起こるのを防ぎます。
通常、非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中および全身性塞栓症の発症抑制に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。出血している(頭蓋内出血、消化管出血など)。肝障害、腎障害、急性細菌性心内膜炎がある。出血する危険性が高い(消化管潰瘍発症後または頭蓋内出血発症後日が浅い。脳脊髄や眼の手術後日が浅い。胃潰瘍や十二指腸潰瘍、気管支拡張症または肺出血の既往、脊髄もしくは脳における血管異常、悪性腫瘍、血管性網膜症、コントロールできない高血圧症、出血性疾患、止血障害、凝固障害があるなど)。低体重
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、成人は主成分として1回15mgを1日1回食後に服用します。なお、腎障害がある場合には、1回10mgを1日1回に減量されます。本剤は1錠中に主成分10mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • この薬は、舌の上にのせて唾液を含ませると溶けるため、水なしで飲むことが出来ます。また、水で飲むこともできます。
  • 寝たままの状態では、水なしで飲まないでください。
  • 飲み忘れた場合は、気づいた時点ですぐに1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間まで12時間以上空けてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 歯の治療、内視鏡検査や手術などを受ける場合には、必ず事前にこの薬を服用中であることを医師に伝えてください。他の医療機関で治療を受ける場合や、薬局などで他の薬を購入する場合には、この薬を服用中であることを、医師、薬剤師に伝えてください。
  • この薬を服用中は、けがをしないように注意してください。出血した場合、血が止まりにくくなっています。出血が長引く場合やけがの範囲が大きい場合は、すぐに医師に連絡してください。
  • セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)はこの薬の作用を弱めますので、これを含む食品は控えてください。
  • 副作用 主な副作用として、鼻血、歯肉出血、結膜出血、血尿、貧血、挫傷などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 吐き気、嘔吐、頭痛 [出血(消化管出血、頭蓋内出血など)]
  • 吐き気、からだがだるい、白目や皮膚が黄色くなる [肝機能障害・黄疸]
  • から咳、血の混じった痰、息苦しい、息切れ、発熱 [間質性肺疾患]
  • 鼻血、歯ぐきからの出血、あおあざができやすい、出血が止まりにくい [血小板減少]
  • 尿量が減る、尿が赤みを帯びる、むくみ、体がだるい [急性腎障害]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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