お薬検索

グルベス配合OD錠

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 グルベス配合OD錠
主成分 ミチグリニドカルシウム水和物、ボグリボース
分類名称 糖尿病用剤
剤形 淡赤白色の錠剤、直径8.0mm、厚さ3.9mm
商品画像
製薬会社 キッセイ薬品工業株式会社
効能 インスリンの分泌をうながしたり、炭水化物をブドウ糖に分解する酵素のα-グルコシダーゼを阻害し小腸からのブドウ糖の吸収を遅らせることで、食後の血糖の上昇(食後高血糖)を抑え、血糖値を改善します。
通常、2型糖尿病の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、1型糖尿病、感染症、手術前後、外傷、肝機能障害、腎機能障害、心臓疾患、開腹手術をしたことがある、腸閉塞の既往、ロエムヘルド症候群、腸の疾患、脳下垂体機能不全、副腎機能不全、胃腸障害、栄養不良、飢餓、衰弱状態、激しい筋肉運動、アルコール摂取者
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、成人は1回1錠を1日3回毎食直前(5分以内)に服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • この薬は舌の上にのせて唾液を含ませると崩壊するため、水なしでも服用できるタイプの薬です。
    また、普通の薬と同じように、水で服用することもできます。
    ただし、寝たままの状態では、水なしで服用しないでください。
  • 飲み忘れた場合は、食事を始めていたら、その回の服用は避けて次の食直前に1回分を飲んでください。2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 指示された食事療法や運動療法をきちんと守ってください。
  • 低血糖によりめまい、ふらつきなどが現れることがありますので、高所作業や車の運転など危険を伴う作業には、十分注意してください。
  • 低血糖症状が認められた場合にはショ糖ではなく、ブドウ糖、または十分量のブドウ糖を含む清涼飲料水などを摂取してください。
  • 副作用 主な副作用として、低血糖症状、腹部膨満、しびれ感、腹痛、放屁増加、体重増加、下痢などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 胸が圧迫されたり締め付けられるように痛い、冷汗 [心筋梗塞]
  • めまい、異常な空腹感、手足が震える [低血糖]
  • 腹部膨満、鼓腸、放屁が増加する [腸閉塞]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [劇症肝炎、肝機能障害、黄疸]
  • 便秘、意識がうすれる、判断力が低下する [肝硬変患者での高アンモニア血症の増悪による意識障害]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 糖尿病用剤
    同じ成分の薬を探す ミチグリニドカルシウム水和物、ボグリボース
    同じ製薬会社の薬を探す キッセイ薬品工業株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。