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アセトアミノフェン錠500mg「マルイシ」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 アセトアミノフェン錠500mg「マルイシ」
主成分 アセトアミノフェン
分類名称 解熱鎮痛消炎剤
剤形 白色の錠剤、長径15.5mm、短径8.0mm、厚さ5.3mm
商品画像
製薬会社 丸石製薬株式会社
効能 視床下部の体温調節中枢に作用し解熱作用を示します。また、視床と大脳皮質に作用して痛覚閾値を高めて痛みを鎮めます。
通常、各種疾患および症状における鎮痛、急性上気道炎や小児科領域の解熱・鎮痛に使用されます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害がある。アスピリン喘息またはその既往歴がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 各種疾患および症状における鎮痛:通常、成人は1回主成分として300~1,000mgを服用します。服用間隔は4~6時間以上とし、年齢・症状により適宜増減されますが、1日総量として4,000mgが限度とされています。できるだけ空腹時の服用を避けてください。
    急性上気道炎の解熱・鎮痛
    :通常、成人は1回主成分として300~500mgを頓用します。年齢・症状により適宜増減されますが、原則として1日2回まで、1日最大1,500mgが限度とされています。できるだけ空腹時の服用を避けてください。
    小児科領域の解熱・鎮痛:通常、幼児および小児は1回体重1kgあたり主成分として10~15mgを服用します。服用間隔は4~6時間以上とし、1日総量として60mg/kgが限度とされています。年齢・症状により適宜増減されますが、成人の用量(1回最大用量500mg、1日最大用量1,500mg)を超えることはありません。できるだけ空腹時の服用を避けてください。
    アスピリン喘息のある人、または過去にアスピリン喘息があった人の1回の最大使用量はアセトアミノフェンとして300mgです。
    本剤は1錠中に主成分500mgを含有しています。いずれも、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は飲まないでおき、次に飲む時間から飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • この薬とアセトアミノフェンを含む他の薬を一緒に飲むとアセトアミノフェンの過量服用により肝臓に障害が出るおそれがあるので、この薬を飲んでいる間はアセトアミノフェンを含む他の薬を飲まないでください。特に、市販のかぜ薬や解熱鎮痛剤などを飲む場合はアセトアミノフェンが含まれていないことを確認し、含まれている場合は飲まないでください。
  • この薬を高用量(1日総量1,500mgを超える量)で長期間服用する場合は、定期的に肝臓の働きを調べることがあります。その場合には、指定された日時に検査を受けてください。
  • アルコール(飲酒)によって、この薬の肝臓への副作用が起こりやすくなるおそれがあるので、服用中は飲酒を控えてください。
  • 副作用 主な副作用として、出血時間の延長、吐き気・嘔吐、食欲不振、過敏症状などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、全身潮紅、蕁麻疹 [ショック、アナフィラキシー]
  • 発熱、目の充血(じゅうけつ)、皮膚の広い範囲が赤くなる [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、急性汎発性発疹性膿疱症]
  • 息苦しさ、喘鳴(ヒューヒュー音) [喘息発作の誘発]
  • 食欲不振、全身倦怠感、皮膚や結膜などの黄染(黄色くなる) [劇症肝炎、肝機能障害、黄疸]
  • のどの痛み、発熱 [顆粒球減少症]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
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