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レフィキシア静注用2000

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 レフィキシア静注用2000
主成分 ノナコグ ベータ ペゴル(遺伝子組換え)
分類名称 血液製剤類
剤形 白色の塊の注射用剤
商品画像
製薬会社 ノボノルディスクファーマ株式会社
効能 血液凝固第IX因子製剤であり、出血傾向を抑えます。
通常、血液凝固第IX因子が欠乏している人の出血傾向の抑制に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝疾患、術後、血栓塞栓性事象のリスク、線維素溶解の徴候または播種性血管内凝固症候群がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 添付の専用溶解用液の全量で溶解し、軽度から中等度の出血に対しては1回に体重1kgあたり40国際単位を1分間に4mLをこえない速度でゆっくりと静脈内に注射しますが、状態に応じて、1回体重1kgあたり40国際単位を追加されることがあります。重度の出血に対しては1回に体重1kgあたり80国際単位を注射します。また、定期的に投与する場合は、体重1kg当たり40国際単位を週1回注射します。いずれの場合も、必ず指示された方法に従ってください。
  • 注射をし忘れた場合は医師や薬剤師に相談して、指示に従ってください。絶対に2回分を一度に使用してはいけません。
  • 誤って多く注射した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で注射するのを止めないでください。
  • 生活上の注意
    副作用 主な副作用として、注射部位が赤くなる、かゆみ、過敏症(アレルギー反応)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 蕁麻疹、胸の痛み、息苦しいなど [ショック、アナフィラキシー]
  • 胸の痛み、頭痛、吐き気(血栓ができる部位により症状は異なる) [血栓塞栓症]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、凍結を避け、2~8℃で保存してください。冷蔵庫内で保存することが望ましいですが、室温(30℃以下)で保存することもできます。その場合には、6ヵ月以内に使用し、再び冷蔵庫に戻さないでください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    同じ製薬会社の薬を探す ノボノルディスクファーマ株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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