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ニフェジピンCR錠20mg「三和」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ニフェジピンCR錠20mg「三和」
主成分 ニフェジピン
分類名称 血管拡張剤
剤形 淡赤色の錠剤、直径7.8mm、厚さ4.3mm
商品画像
製薬会社 株式会社三和化学研究所
効能 心臓や血管が収縮する原因となるカルシウムイオンの細胞内への流入を抑制することで、冠血管を拡張し、全末梢血管抵抗を減少させ、抗高血圧作用と抗狭心症作用をあらわします。
通常、高血圧症、腎実質性高血圧症、腎血管性高血圧症、狭心症、異型狭心症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心原性ショックがある。
  • 妊娠または妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 高血圧症:通常、成人は1回1~2錠(主成分として20~40mg)を1日1回服用します。ただし、1日10~20mgより開始し、必要に応じて徐々に増量されます。なお、1日2錠(40mg)で効果不十分な場合には、1回2錠(40mg)を1日2回まで増量されます。
    腎実質性高血圧症、腎血管性高血圧症:通常、成人は1回1~2錠(主成分として20~40mg)を1日1回服用します。ただし、1日10~20mgより開始し、必要に応じて徐々に増量されます。
    狭心症、異型狭心症:通常、成人は1回2錠(主成分として40mg)を1日1回服用します。症状により適宜増量されますが、最高用量は1日1回3錠(60mg)とされています。
    本剤は1錠中に主成分20mgを含有します。いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 割ったり、砕いたり、すり潰したりしないで、そのままかまずに服用してください。
  • 飲み忘れた場合は気がついた時点で、できるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次に通常飲む時間が近い場合は1回とばして、次の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • グレープフルーツジュースと一緒に飲むと薬の効果が強く出ることがありますので一緒に服用しないでください。
  • 血圧低下により、めまい、ふらつきが現れることがありますので、高い所での作業や車の運転など危険を伴う機械を操作する際には十分注意してください。
  • 体調(下痢など)により服用後短時間に排便された場合、まれに錠剤の形のまま糞便中に排出されることがあります。このような場合には医師または薬剤師に相談してください。
  • 副作用 主な副作用として、黄疸、胸部痛、上腹部痛、発疹、そう痒、光線過敏症、紫斑、血管浮腫、歯肉肥厚、貧血、呼吸困難、女性化乳房などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 全身の赤い発疹、皮膚がはがれ落ちる、発熱 [紅皮症(はく脱性皮膚炎)]
  • のどの痛み、発熱(高熱)、筋肉痛 [無顆粒球症]
  • 鼻血、歯ぐきの出血、四肢などの皮下出血 [血小板減少]
  • 全身倦怠感、吐き気、皮膚や結膜などが黄色くなる [肝機能障害、黄疸]
  • 意識がうすれる、考えがまとまらない、判断力が低下する [意識障害]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 血管拡張剤
    同じ成分の薬を探す ニフェジピン
    同じ製薬会社の薬を探す 株式会社三和化学研究所

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
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    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳1,71615~19歳0
    20~24歳1,71620~24歳0
    25~29歳7,63925~29歳4,531
    30~34歳26,94030~34歳16,417
    35~39歳51,94935~39歳26,659
    40~44歳176,52340~44歳61,007
    45~49歳356,18345~49歳123,988
    50~54歳510,46350~54歳190,759
    55~59歳681,98855~59歳280,283
    60~64歳964,47660~64歳427,598
    65~69歳1,461,47465~69歳745,899
    70~74歳1,532,75470~74歳972,125
    75~79歳1,342,16075~79歳1,021,085
    80~84歳1,006,37080~84歳1,005,453
    85~89歳520,56885~89歳835,673
    90歳以上204,13390歳以上511,333