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ファムシクロビル錠250mg「日本臓器」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ファムシクロビル錠250mg「日本臓器」
主成分 ファムシクロビル
分類名称 抗ウイルス剤
剤形 白色円形の錠剤、直径約9.1mm、厚さ約5.2mm
商品画像
製薬会社 日本臓器製薬株式会社
効能 抗ウイルス剤で、ウイルスのDNA合成を阻害し、単純ヘルペスウイルス、帯状疱疹ウイルスの増殖を抑えます。
通常、単純疱疹、帯状疱疹の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 単純疱疹:通常、成人は1回1錠(主成分として250mg)を1日3回服用します。
    帯状疱疹
    :通常、成人は1回2錠(主成分として500mg)を1日3回服用します。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 腎機能障害がある場合は、服用間隔をあけて減量されることがあります。また、血液透析を受けている場合は、透析直後に1錠(主成分として250mg)の服用を指示されることがあります。
  • 飲み忘れた場合は気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばし、次に飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 意識障害(気を失う、もうろう状態)などがあらわれることがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械を操作する際には十分注意してください。
  • 副作用 主な副作用として、頭痛、傾眠、下痢、吐き気、腹痛、発疹、蕁麻疹、かゆみ、白血球破砕性血管炎(からだに赤紫のあざ、蕁麻疹)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 考えがまとまらない、判断や考えがおかしくなる、現実には存在しないものが見えたり、ない音が聞こえる、意識がなくなる、痙れん [錯乱、幻覚、意識消失、痙れん、せん妄、脳症]
  • 高熱(38℃以上)、唇や口内のただれやまぶたや眼の充血、紅斑 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑]
  • 尿量減少、むくみ、全身倦怠感 [急性腎障害]
  • 手足の筋肉の痛み、脱力感、赤褐色の尿 [横紋筋融解症]
  • 蕁麻疹、血圧低下、呼吸困難 [ショック、アナフィラキシー]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください(光により変色することがあります。変色したものは飲まないでください)。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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