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スージャヌ配合錠

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 スージャヌ配合錠
主成分 シタグリプチンリン酸塩水和物、イプラグリフロジンL-プロリン
分類名称 糖尿病用剤
剤形 淡黄赤色の錠剤、直径9.6mm、厚さ4.6mm
商品画像
製薬会社 MSD株式会社
効能 血糖を一定に保つ働きをするインクレチンを分解する酵素を阻害し、血糖が高い時にインスリン分泌促進作用並びにグルカゴン濃度低下作用を増強します。また、腎臓で糖を再吸収するSGLT2を阻害し、過剰な糖を尿と一緒に排出させます。これらの作用によって、血糖コントロールを改善します。
通常、2型糖尿病の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、1型糖尿病、感染症、手術前後、外傷がある、腎機能障害、肝機能障害、脳下垂体異常、副腎疾患、栄養状態が悪い、著しくやせている、飢餓状態、食事が不規則、十分な食事を摂取していない、衰弱している、激しい筋肉運動をしている、酒を大量に飲んでいる、腹部手術をしたことがある、腸閉塞になったことがある、尿路感染・性器感染がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回1錠を1日1回朝食前または朝食後に服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、忘れた分を服用せずに、1回とばして翌日の朝に飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 指示された食事療法や運動療法をきちんと守ってください。
  • 低血糖症状が起こった時には十分量の糖分(砂糖、ブドウ糖、清涼飲料水など)をとるようにしてください。α-グルコシダーゼ阻害剤(糖分の吸収を遅らせる薬)と同時に服用中の方は、低血糖症状が起こった時にはブドウ糖をとるようにしてください。
  • 低血糖症状を起こす事がありますので、高所での作業や車の運転など危険を伴う機械の操作には注意してください。
  • 脱水症状を起こすことがありますので、多めに水分をとってください。スポーツドリンクなど糖分を含む飲み物は、血糖を上昇させてしまうので、水やお茶での水分摂取が望ましいでしょう。
  • 自分の判断で水分摂取を止めたり水分量を減らさないようにしてください。
  • 下痢・嘔吐を繰り返したり、食欲不振で食事や水分が摂れないことが続くような場合には、服薬を中止してください。
  • 副作用 主な副作用として、頻尿、口の渇き、便秘などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 寒気、空腹感、手足のふるえ [低血糖]
  • 激しい上腹部の痛み、腰背部の痛み、吐き気 [急性膵炎]
  • 水ぶくれ、びらん、紅斑 [類天疱瘡]
  • 寒気、発熱、脇腹・背部の痛み [腎盂腎炎、敗血症]
  • のどの渇き・口の渇き、尿の量が多い、めまい・ふらつき [脱水]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 糖尿病用剤
    同じ成分の薬を探す シタグリプチンリン酸塩水和物、イプラグリフロジンL-プロリン
    同じ製薬会社の薬を探す MSD株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
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    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳1,57815~19歳0
    20~24歳9,50820~24歳5,066
    25~29歳25,83025~29歳15,356
    30~34歳80,42030~34歳32,795
    35~39歳153,38235~39歳59,363
    40~44歳391,00740~44歳117,409
    45~49歳741,73545~49歳243,385
    50~54歳922,82750~54歳358,012
    55~59歳1,064,97455~59歳460,839
    60~64歳1,104,65460~64歳575,679
    65~69歳1,318,35665~69歳791,677
    70~74歳996,14470~74歳691,441
    75~79歳642,53275~79歳506,302
    80~84歳335,54680~84歳297,011
    85~89歳129,41185~89歳140,556
    90歳以上18,90090歳以上47,785