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トミロン細粒小児用20%

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 トミロン細粒小児用20%
主成分 セフテラム ピボキシル
分類名称 主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの
剤形 淡赤色の細粒
商品画像
製薬会社 富士フイルム富山化学株式会社
効能 セフェム系の抗生物質で、細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を示します。
通常、呼吸器感染症、耳鼻科領域感染症、尿路感染症、猩紅熱など広い範囲の感染症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。本人または両親・兄弟がアレルギー症状(気管支喘息、発疹、蕁麻疹など)を起こしやすい体質、腎障害がある、経口摂取の不良または非経口栄養、全身状態が悪い。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 小児の咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、膀胱炎、腎盂腎炎、中耳炎、副鼻腔炎、猩紅熱:通常、1回に体重あたり15~30mg/kg〔主成分として3~6mg(力価)/kg〕を1日3回服用します。
    成人(嚥下困難などにより錠剤が服用できない場合)の咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、膀胱炎、腎盂腎炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎
    :通常、1回0.25~0.5g〔主成分として50~100mg(力価)〕を1日3回食後に服用します。
    成人(嚥下困難などにより錠剤が服用できない場合)の肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、尿道炎、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎
    :通常、1回0.5~1g〔主成分として100~200mg(力価)〕を1日3回食後に服用します。
    いずれの場合も、年齢・症状によって適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合には、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
    副作用 主な副作用として、下痢などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、目や口唇周囲の腫れ、全身のかゆみを伴った発赤 [ショック、アナフィラキシー]
  • 皮膚の赤い発疹、水疱、眼球結膜の充血 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]
  • むくみ、尿量減少、食欲低下 [急性腎障害]
  • 腹痛、下痢、血のまじった便 [偽膜性大腸炎]
  • 痙攣、意識障害 [低カルニチン血症に伴う低血糖]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの
    同じ成分の薬を探す セフテラム ピボキシル
    同じ製薬会社の薬を探す 富士フイルム富山化学株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳222,2800~4歳186,396
    5~9歳162,1975~9歳143,089
    10~14歳10,31110~14歳9,413
    15~19歳015~19歳0
    20~24歳020~24歳0
    25~29歳025~29歳0
    30~34歳030~34歳0
    35~39歳035~39歳0
    40~44歳040~44歳0
    45~49歳045~49歳0
    50~54歳050~54歳0
    55~59歳055~59歳0
    60~64歳060~64歳0
    65~69歳065~69歳0
    70~74歳070~74歳0
    75~79歳075~79歳0
    80~84歳080~84歳0
    85~89歳085~89歳0
    90歳以上090歳以上0