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ビカルタミドOD錠80mg「明治」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ビカルタミドOD錠80mg「明治」
主成分 ビカルタミド
分類名称 その他の腫瘍用薬
剤形 白色~微黄白色の錠剤、直径10.1mm、厚さ2.9mm
商品画像
製薬会社 Meiji Seika ファルマ株式会社
効能 前立腺細胞の男性ホルモン(アンドロゲン)の受容体に対するアンドロゲン結合を阻害し、抗腫瘍作用を示します。
通常、前立腺がんの治療に用います。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、成人は1回1錠(主成分として80mg)を1日1回服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • この薬は、舌の上にのせて唾液を含ませ、舌で軽くつぶすことにより口腔内で溶けます。水なしで服用でき、また、水とともに服用することもできます。
    口腔の粘膜から吸収されることはないため、唾液か水で飲み込んでください。寝たままの状態では、水なしで服用しないでください。
  • 飲み忘れた場合は気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次の服用時間がせまっている場合は、1回分とばし、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
    副作用 主な副作用として、乳房腫脹、乳房圧痛、ほてり、性欲減退、勃起力低下などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目などの黄染 [劇症肝炎、肝機能障害、黄疸]
  • のどの痛み、発熱、四肢などの皮下出血 [白血球減少、血小板減少]
  • 発熱、から咳、呼吸困難 [間質性肺炎]
  • 急激な胸の痛みや圧迫感を感じる、冷や汗が出る、息切れがする [心不全、心筋梗塞]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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