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シロスタゾールOD錠100mg「日医工」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 シロスタゾールOD錠100mg「日医工」
主成分 シロスタゾール
分類名称 その他の血液・体液用薬
剤形 白色の割線入りの錠剤、直径9.1mm、厚さ3.5mm
商品画像
製薬会社 日医工株式会社
効能 トロンボキサンA2による血小板凝集を抑制して血液が固まるのを防ぎます。また、抗血小板作用により血栓ができにくくするとともに、血管拡張作用により血流を改善します。
通常、慢性動脈閉塞症に基づく潰瘍、疼痛や冷感などの虚血性諸症状の改善、脳梗塞(心原性脳塞栓症を除く)発症後の再発抑制に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。出血している(血友病、毛細血管脆弱症、頭蓋内出血、消化管出血、尿路出血、喀血、硝子体出血など)、うっ血性心不全、手術や抜歯を予定している。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回1錠(主成分として100mg)を1日2回服用します。なお、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • この薬は水と一緒でなくても飲めるタイプの薬です。舌の上でだ液を含ませ軽くつぶしてから、だ液と一緒に飲んでください。普通の薬と同じように、コップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲むこともできます。ただし、寝たままの状態では、水なしで飲まないでください。
  • 飲み忘れた場合は気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばし、次に飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • グレープフルーツジュースに含まれる成分が薬の作用を強めることがありますので、グレープフルーツジュースと一緒に飲まないでください。
  • 出血した場合、血が止まりにくくなっています。出血が長引く場合やけがの範囲が大きい場合は、ただちに受診してください。
  • 手術や歯の治療などを受ける場合、必ずこの薬を飲んでいることを医師に伝えてください。
  • 副作用 主な副作用として、発疹、皮疹、じんましん、かゆみ、光線過敏症、紅斑、動悸、頻脈、頭痛・頭重感、めまい、腹痛、吐き気・嘔吐などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、急激な前胸部圧迫感・狭窄感、胸痛 [うっ血性心不全、心筋梗塞、狭心症、心室頻拍]
  • 頭痛、意識障害、腹痛 [出血(脳出血などの頭蓋内出血、肺出血、消化管出血、鼻出血、眼底出血など)]
  • みぞおちの痛み、圧痛、吐き気 [胃・十二指腸潰瘍]
  • 咽頭痛、頭痛、鼻血・歯ぐきの出血 [汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少]
  • 発熱、から咳、呼吸困難 [間質性肺炎]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳015~19歳0
    20~24歳020~24歳0
    25~29歳1,61625~29歳0
    30~34歳3,09530~34歳2,604
    35~39歳7,88335~39歳1,943
    40~44歳19,04240~44歳9,608
    45~49歳43,21745~49歳20,128
    50~54歳64,08250~54歳33,773
    55~59歳98,56555~59歳46,348
    60~64歳196,61460~64歳72,120
    65~69歳399,58665~69歳138,228
    70~74歳537,00470~74歳226,945
    75~79歳548,94275~79歳290,634
    80~84歳423,65980~84歳281,453
    85~89歳238,84785~89歳263,030
    90歳以上90,47290歳以上148,368