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エクメット配合錠LD

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 エクメット配合錠LD
主成分 ビルダグリプチン、メトホルミン塩酸塩
分類名称 糖尿病用剤
剤形 微黄色の楕円形の錠剤、長径14.2mm、短径5.7mm、厚さ5.0mm
商品画像
製薬会社 ノバルティス ファーマ株式会社
効能 血糖値を調節するホルモンであるインクレチンを分解する酵素を阻害し、血糖値に応じてインスリンの分泌を促進します。また、肝臓で糖をつくるのを抑制したり、筋肉での糖の利用を促進したりします。これらの作用により、血糖コントロールを改善します。
通常、2型糖尿病の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。以前に乳酸アシドーシスになったことがある。腎機能障害、透析、心血管系障害、肺機能障害、低酸素血症になりやすい、脱水症、過度のアルコール摂取、胃腸障害、経口摂取が困難、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、1型糖尿病、肝機能障害、感染症、手術前後、外傷、栄養不良、飢餓状態、衰弱状態、脳下垂体機能障害、副腎機能障害がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回1錠を1日2回朝、夕に服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時に1回分を飲んでください。ただし、次の飲む時間が近い場合は1回とばして、次の時間に1回分飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 指示された食事療法や運動療法をきちんと守ってください。
  • アルコールを飲みすぎたり脱水症状になると乳酸アシドーシスを起こしやすくなりますので、注意してください。
  • 低血糖症状を起こすおそれがありますので、高所での作業や車の運転など危険を伴う機械の操作には注意してください。
  • 低血糖症状が起こった時には十分量の糖分(砂糖、ブドウ糖、清涼飲料水など)をとるようにしてください。α-グルコシダーゼ阻害剤(糖分の吸収を遅らせる薬)と同時に服用中の方は、低血糖症状が起こった時にはブドウ糖をとるようにしてください。
  • 副作用 主な副作用として、便秘、下痢、吐き気などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 吐き気・嘔吐などの胃腸症状、倦怠感、筋肉痛 [乳酸アシドーシス]
  • 全身倦怠感、皮膚や白目が黄色くなる、食欲不振 [肝炎、肝機能障害、黄疸]
  • まぶた・唇・舌の腫れ、息苦しい、蕁麻疹 [血管浮腫]
  • 空腹感、脱力感、冷汗 [低血糖]
  • 筋肉の痛み、脱力感、赤褐色の尿 [横紋筋融解症]
  • 持続的な激しい腹痛、腰背部の痛み、嘔吐 [急性膵炎]
  • 腹部膨満感、腹痛、嘔吐 [腸閉塞]
  • から咳、呼吸困難、発熱 [間質性肺炎]
  • かゆみの激しい水疱 [類天疱瘡]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 糖尿病用剤
    同じ成分の薬を探す ビルダグリプチン、メトホルミン塩酸塩
    同じ製薬会社の薬を探す ノバルティス ファーマ株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
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    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳5,16915~19歳4,280
    20~24歳22,67820~24歳19,187
    25~29歳62,87625~29歳37,879
    30~34歳162,90830~34歳91,135
    35~39歳393,49035~39歳158,244
    40~44歳977,66640~44歳410,978
    45~49歳1,948,96945~49歳834,531
    50~54歳2,870,44450~54歳1,364,972
    55~59歳3,968,96055~59歳2,160,517
    60~64歳5,473,58860~64歳3,521,160
    65~69歳8,633,98465~69歳6,341,233
    70~74歳8,775,48470~74歳7,390,517
    75~79歳7,038,59775~79歳6,823,073
    80~84歳4,277,16280~84歳4,734,024
    85~89歳1,629,12885~89歳2,227,355
    90歳以上328,65990歳以上745,387