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クロピドグレル錠25mg「モチダ」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 クロピドグレル錠25mg「モチダ」
主成分 クロピドグレル硫酸塩
分類名称 その他の血液・体液用薬
剤形 白色~微黄白色の錠剤、直径6.7mm、厚み3.7mm
商品画像
製薬会社 持田製薬株式会社
効能 血小板の活性化に基づく血小板凝集を抑制して血栓形成を抑え、血管がつまらないようにします。
通常、虚血性脳血管障害の再発の抑制と、経皮的冠動脈形成術(PCI)が適用される急性冠症候群、安定狭心症、陳旧性心筋梗塞と、末梢動脈疾患における血栓・塞栓形成の抑制に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。出血している、抜歯や手術を予定している。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 虚血性脳血管障害の再発抑制:通常、成人は1回3錠(クロピドグレルとして75mg)を1日1回服用しますが、年齢・体重・症状により1回2錠(50mg)を1日1回服用となることがあります。
    経皮的冠動脈形成術(PCI)が適用される虚血性心疾患:通常、成人は服用開始日に1回12錠(クロピドグレルとして300mg)を1日1回服用し、その後、維持量として1回3錠(75mg)を1日1回服用します。
    末梢動脈疾患の血栓・塞栓形成の抑制:通常、成人は1回3錠(クロピドグレルとして75mg)を1日1回服用します。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 空腹時の服用は避けてください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分だけを飲んでください。次の服用時間が近い場合には1回分をとばし、次からまた時間通り飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
    副作用 主な副作用として、出血、黄疸、吐き気・嘔吐、食欲不振などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 突然の激しい頭痛、吐き気・嘔吐、顔や手足の片側麻痺 [頭蓋内出血]
  • 下血(黒色便、血便)、吐血、視力障害、関節痛 [胃腸出血、眼底出血、関節血腫]
  • 強い疲労感・倦怠感、食欲不振、白眼や皮膚が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]
  • 倦怠感、食欲不振、紫斑、意識障害 [血栓性血小板減少性紫斑病]
  • 咽頭痛、頭痛・頭重、耳鳴り [血小板減少、無顆粒球症、再生不良性貧血を含む汎血球減少症]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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