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トレリーフOD錠25mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 トレリーフOD錠25mg
主成分 ゾニサミド
分類名称 抗パーキンソン剤
剤形 白色~帯黄白色の錠剤、直径約8mm、厚さ約3.2mm
商品画像
製薬会社 大日本住友製薬株式会社
効能 レボドパの抗パーキンソン作用を、ドパミンレベルを上昇させることで増強・延長し、パーキンソン病の運動症状および症状の日内変動(wearing-off現象)やレビー小体型認知症に伴うパーキンソニズムを改善します。
通常、パーキンソン病やレビー小体型認知症に伴うパーキンソニズムの治療にレボドパ含有製剤と併用療法で使用されます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • パーキンソン病:レボドパ含有製剤と併用し、通常、成人は1回1錠(主成分として25mg)を1日1回服用します。なお、パーキンソン病における症状の日内変動の改善には1回2錠(50mg)を1日1回服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
    レビー小体型認知症に伴うパーキンソニズム:レボドパ含有製剤と併用し、通常、成人は1回1錠(主成分として25mg)を1日1回服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • この薬は水と一緒でなくても飲めるタイプの薬です。舌の上でだ液を含ませ軽くつぶしてから、だ液と一緒に飲んでください。
    普通の薬と同じように、コップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲むこともできます。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間が近い場合は忘れた分をとばして、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下があらわれることがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないでください。
  • 副作用 主な副作用として、眠気、食欲不振、ジスキネジア、幻覚、吐き気、気力低下、めまい・ふらつき、腹部不快感、体重減少などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 急激な発熱、筋肉のこわばり、手足のふるえ [悪性症候群]
  • 発熱、広範囲の紅斑・水疱、皮膚の脱落 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、剥脱性皮膚炎]
  • 貧血症状、のどの痛み、全身倦怠感、出血傾向 [再生不良性貧血、無顆粒球症、赤芽球癆、血小板減少]
  • 手足の筋肉の痛み、こわばり、しびれ [横紋筋融解症]
  • 腰背部痛、腹痛、血尿 [腎・尿路結石]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 抗パーキンソン剤
    同じ成分の薬を探す ゾニサミド
    同じ製薬会社の薬を探す 大日本住友製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳015~19歳0
    20~24歳020~24歳0
    25~29歳2,57725~29歳0
    30~34歳030~34歳0
    35~39歳1,27535~39歳1,750
    40~44歳16,83740~44歳7,021
    45~49歳38,70345~49歳29,032
    50~54歳77,23150~54歳56,500
    55~59歳165,26155~59歳117,282
    60~64歳273,47560~64歳277,672
    65~69歳595,26265~69歳639,151
    70~74歳776,57670~74歳975,416
    75~79歳916,15875~79歳1,307,349
    80~84歳683,77780~84歳1,134,756
    85~89歳254,83785~89歳587,033
    90歳以上54,40990歳以上138,831