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ドボベット軟膏(30g)

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ドボベット軟膏(30g)
主成分 カルシポトリオール水和物、ベタメタゾンジプロピオン酸エステル
分類名称 その他の外皮用薬
剤形 帯黄白色~黄色の軟膏剤
商品画像
製薬会社 協和発酵キリン株式会社
効能 活性型ビタミンD3と合成副腎皮質ホルモンの合剤で、皮膚の細胞が異常に増えるために起こる乾癬の症状(皮膚が赤くなる、銀白色の皮が落ちるなど)を、正常な速度で皮膚の細胞が増えるように整えて改善します。また、炎症による皮膚のかゆみ、赤み、はれなどの症状を改善します。
通常、乾癬の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。細菌・真菌などによる皮膚感染症およびダニ、けじらみなどによる動物性皮膚疾患、皮膚潰瘍、やけど・凍傷がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、1日1回適量を患部に塗ります。1週間に90g(3本)を超えて使用しないでください。複数のドボベットの剤形を使っての場合、すべての剤形合わせて1週間に90gを超えて使用できません。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 目の中に入らないように注意してください。
  • 患部以外の場所や顔面の皮疹および粘膜には使用しないでください。薬に触れた手で、顔面、傷口などに触れないように注意してください。使用した後、顔面などへの付着を避けるため、よく手を洗ってください。また、使用直後のシャワーや入浴は避けてください。
  • 塗り忘れた場合は気がついたときに、できるだけ早く1回分を塗ってください。次回からは通常の時間に塗ってください。絶対に2回分を一度に塗ってはいけません。
  • 誤って多く塗った場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、塗るのを止めないでください。
  • 生活上の注意
    副作用 主な副作用として、毛包炎(毛穴の炎症)、疼痛、乾癬の悪化、膿疱性発疹(うみをもった発疹)、色素脱失、肝機能異常、貧血、単純ヘルペス、末梢性浮腫、挫傷などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 倦怠感、脱力感、食欲不振 [高カルシウム血症]
  • 尿の量が急に減った、手足や顔のむくみ、全身倦怠感 [急性腎障害]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄には注意が必要なため受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
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    同じ成分の薬を探す カルシポトリオール水和物、ベタメタゾンジプロピオン酸エステル
    同じ製薬会社の薬を探す 協和発酵キリン株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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