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バルサルタン錠80mg「科研」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 バルサルタン錠80mg「科研」
主成分 バルサルタン
分類名称 血圧降下剤
剤形 白色の割線入り錠剤、直径8.6mm、厚さ3.9mm
商品画像
製薬会社 科研製薬株式会社
効能 体内で産生されるアンジオテンシンII受容体に結合し、昇圧作用を示すアンジオテンシンIIの血管収縮作用を遮断し、高血圧症の血圧を下げます。
通常、高血圧症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。糖尿病、腎障害、高カリウム血症がある。血液透析を受けている。減塩療法中である。手術を受ける予定がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 成人:通常、主成分として1回40~80mgを1日1回服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日160mgまで増量されることがあります。
    6歳以上の小児:通常、体重35kg未満の場合は、主成分として1回20mgを1日1回服用します。体重35kg以上の場合は、1回40mgを1日1回服用します。年齢・体重・症状により適宜増減されますが、体重35kg未満の場合1日最高用量は、40mgです。
    本剤は1錠中に主成分として80mgを含有する製剤です。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が8時間以内の場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 血圧が低下することにより、めまい、ふらつきが起こることがありますので、高いところでの作業、車の運転や危険を伴う機械の操作には注意してください。
  • 副作用 主な副作用として、めまい、頭痛、動悸、腹痛、咳嗽(から咳)、吐き気、けん怠感、発疹、低血圧、かゆみ、光線過敏症、蕁麻疹、紅斑などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 顔面や唇、咽頭や舌の腫れ、息苦しい [血管浮腫]
  • 食欲不振、全身けん怠感、皮膚や白目が黄色くなる [肝炎]
  • 尿量減少、手足のむくみ、食欲不振 [腎不全]
  • 意識消失、嘔吐、冷感 [ショック、失神、意識消失]
  • 力が入らない、手足や唇のしびれ、手足の麻痺 [高カリウム血症]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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