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アテディオ配合錠

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 アテディオ配合錠
主成分 シルニジピン、バルサルタン
分類名称 血圧降下剤
剤形 淡黄色の錠剤、長径約16.3mm、短径約7.2mm、厚さ約5.0mm
商品画像
製薬会社 持田製薬株式会社
効能 血管平滑筋におけるカルシウム拮抗作用により血管を拡張させ、また体内で産生されるアンジオテンシンIIの血管収縮作用を遮断し、血圧を下げます。また、交感神経におけるカルシウム拮抗作用により、心拍数やストレス負荷時の昇圧などを抑制します。
通常、高血圧症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。糖尿病、肝機能障害、腎機能障害、高カリウム血症がある。血液透析を受けている。減塩療法中である。手術を受ける予定がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回1錠を1日1回朝食後に服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • この薬を急にやめると状態が悪くなることがあります。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間が近い場合は忘れた分は飲まないで、次回の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 血圧低下に伴うめまいなどが現れることがあるので、高所作業、自動車の運転など危険を伴う機械の操作には注意してください。
  • グレープフルーツジュースに含まれる成分が薬の作用を強めることがあるので、この薬を服用中はグレープフルーツジュースをできるだけ飲まないでください。
  • 妊娠中にこの薬を使用した場合、胎児・新生児に影響を及ぼすリスクがあるので、妊娠する可能性のある人はこの薬の使用前に妊娠していないことを確認されます。また、この薬を使用している間も、妊娠していないことを定期的に確認します。妊娠を計画する場合は、医師にご相談ください。なお、妊娠が判明した場合や疑われた場合は、すぐに医師に連絡してください。
  • 授乳中の方は、この薬を使用している間は授乳しないことが望ましいとされているので、医師に相談してください。
  • 副作用 主な副作用として、発疹、発赤、かゆみ、光線過敏症、頭痛、めまい、顔面潮紅(ほてり)、動悸、血圧低下、便秘、腹部不快感、胸やけ、貧血、肩こり、頻尿などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 顔面や唇、咽頭や舌の腫れ、息苦しい [血管浮腫]
  • 食欲不振、全身けん怠感、皮膚や白目が黄色くなる [肝炎、肝機能障害、黄疸]
  • 尿量減少、手足のむくみ、食欲不振 [腎不全]
  • 力が入らない、手足や唇のしびれ、手足の麻痺 [高カリウム血症]
  • 意識消失、嘔吐、冷感 [ショック、失神、意識消失]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 血圧降下剤
    同じ成分の薬を探す シルニジピン、バルサルタン
    同じ製薬会社の薬を探す 持田製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳015~19歳0
    20~24歳2,63720~24歳0
    25~29歳9,47625~29歳1,779
    30~34歳33,56230~34歳7,926
    35~39歳76,74135~39歳26,984
    40~44歳218,56540~44歳83,987
    45~49歳412,01045~49歳204,393
    50~54歳573,79650~54歳323,424
    55~59歳748,31455~59歳382,946
    60~64歳865,79560~64歳492,041
    65~69歳1,190,06765~69歳824,976
    70~74歳1,139,00970~74歳1,043,740
    75~79歳1,003,53175~79歳1,205,776
    80~84歳765,92180~84歳1,130,017
    85~89歳411,39385~89歳834,462
    90歳以上143,26290歳以上431,481