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タケルダ配合錠

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 タケルダ配合錠
主成分 アスピリン、ランソプラゾール
分類名称 その他の血液・体液用薬
剤形 赤橙色~暗褐色の斑点のある白色~帯黄白色の錠剤、直径10.0mm、厚さ5.4mm
商品画像
製薬会社 武田テバ薬品株式会社
効能 アスピリンは、血小板シクロオキシゲナーゼ-1活性を阻害することにより、血小板凝集を抑制して、血液を固まりにくくし、ランソプラゾールは、胃粘膜のプロトンポンプの酵素活性を阻害することにより、胃酸の分泌を抑制します。
アスピリンは血液が固まって血管をつまらせるのを防ぎますが、胃・十二指腸潰瘍を起こすことがあるので、ランソプラゾールによってそれらを防ぎます。
通常、胃・十二指腸潰瘍の既往がある患者さんの、狭心症、心筋梗塞、虚血性脳血管障害による血栓・塞栓形成や、冠動脈バイパス術(CABG)、経皮経管冠動脈形成術(PTCA)施行後の血栓・塞栓形成を抑えるために用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化性潰瘍、血液の異常またはその既往歴、出血傾向またはその素因、気管支喘息またはその既往症、肝障害またはその既往歴、腎障害またはその既往歴がある。アルコールを常飲している。手術・心臓カテーテル検査・抜歯を予定している。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回1錠を1日1回服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 口の中では溶けない薬です。かんだり、割ったりせずに、必ず水と一緒に飲んでください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 消化管出血を誘発または増強することがあるので、アルコール類と一緒に飲むことはさけてください。
  • 副作用 主な副作用として、便秘、下痢、蕁麻疹、発疹、かゆみ、多形紅斑、むくみ、貧血、血小板機能低下(出血時間延長)、腹部膨満感、口内炎、吐き気、大腸炎、頭痛、めまい、興奮、結膜炎、女性化乳房、倦怠感、過呼吸、低血糖などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 全身の発疹、顔面のむくみ、息苦しい [アナフィラキシー、ショック]
  • 体がだるい、発熱、息切れ、鼻血・皮下出血、赤褐色の尿 [汎血球減少、無顆粒球症、再生不良性貧血、顆粒球減少、溶血性貧血、血小板減少、貧血]
  • 皮膚や白目が黄色くなる、体がだるい、食欲不振 [重篤な肝機能障害]
  • 発熱、全身倦怠感、皮膚・眼・口内に発疹ができる、赤くなる、皮膚がはがれおちる [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、剥脱性皮膚炎]
  • 発熱、から咳、息苦しい [間質性肺炎]
  • 発熱、皮疹、関節痛 [間質性腎炎]
  • 頭痛、吐き気・嘔吐、意識障害、運動のまひ、血痰、血便、鼻血、視覚障害 [頭蓋内出血、肺出血、消化管出血、鼻出血、眼底出血]
  • 息苦しい、ヒューヒュー音がする [喘息発作]
  • 胸焼け、胃もたれ、背中の痛み、腹痛、下痢、血便 [消化性潰瘍、小腸・大腸潰瘍]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 同じ薬効の薬を探す その他の血液・体液用薬
    同じ成分の薬を探す アスピリン、ランソプラゾール
    同じ製薬会社の薬を探す 武田テバ薬品株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
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    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳2,67910~14歳1,197
    15~19歳9,22915~19歳6,913
    20~24歳15,34420~24歳12,757
    25~29歳15,21625~29歳16,370
    30~34歳49,42730~34歳31,613
    35~39歳151,23235~39歳49,223
    40~44歳493,05440~44歳123,575
    45~49歳1,228,65345~49歳253,403
    50~54歳1,917,57250~54歳429,059
    55~59歳2,884,16655~59歳642,458
    60~64歳4,297,28260~64歳1,130,663
    65~69歳7,466,63065~69歳2,527,761
    70~74歳8,791,94670~74歳3,910,125
    75~79歳9,144,00675~79歳5,491,619
    80~84歳7,608,76580~84歳6,249,250
    85~89歳4,530,32185~89歳5,391,826
    90歳以上1,700,70890歳以上3,578,945