お薬検索

オキシコドン徐放カプセル10mg「テルモ」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 オキシコドン徐放カプセル10mg「テルモ」
主成分 オキシコドン塩酸塩水和物
分類名称 アヘンアルカロイド系麻薬
剤形 白色/青色のカプセル剤、長径14.3mm、短径5.3mm
商品画像
製薬会社 帝國製薬株式会社
効能 中枢神経系のオピオイド受容体に作用し、痛みを抑えます。
通常、中等度から高度の痛みを伴う各種がんにおける鎮痛に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。呼吸機能障害、気管支喘息、心不全、けいれんの経験、麻痺性イレウス、急性アルコール中毒、出血性大腸炎、細菌性下痢がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、成人はオキシコドン塩酸塩(無水物)として1回5~40mgを1日2回(12時間ごと)から服用しますが、症状に応じて適宜増減されます。開始時は、1回5~10mgを1日2回(12時間ごと)服用します。他の鎮痛薬による治療を受けていた場合は、その服用量と鎮痛効果の持続を考慮し、副作用に注意して服用量が決められます。また、適切な鎮痛効果があり、副作用が最小となるよう服用量が調節されます。本剤は1カプセル中にオキシコドン塩酸塩(無水物)として10mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 痛いときだけの頓用はしないでください。
  • 痛みが残っている場合や眠気が強い場合は医師に申し出てください。
  • 徐放性製剤なので、カプセルの内容物を砕いたり、すりつぶしたりしないで、そのままかまずに服用してください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついたときにすぐに飲んでください。あとは指示どおりの時間に飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。急に薬を中止すると不都合な症状があらわれることがあります。
  • 生活上の注意
  • 眠くなったり、めまいがあらわれることがあるので、自動車の運転や危険をともなう機械の操作は避けてください。
  • 飲酒により薬の作用や副作用が強まることがあります。
  • 授乳中の方は、この薬を使っている間は授乳を避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、便秘、吐き気、嘔吐、傾眠、発疹、蕁麻疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 顔が青白くなる、息苦しい、眼や口唇のまわりのはれ [ショック、アナフィラキシー]
  • 薬を飲む必要がないときにも飲みたくなる [依存性]
  • 息苦しい、息切れ [呼吸抑制]
  • 考えがまとまらない、わけの分からないことを話す、実際にはない物が見えたり聞こえたりするように感じる [錯乱、せん妄]
  • 便秘、お腹がはる、激しい腹痛 [麻痺性イレウス、中毒性巨大結腸]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • この薬をほかの人にあげたりしないでください。
  • 薬が残ったり、いらなくなった場合は、受け取った医療機関または薬局に返却してください。
  • 同じ薬効の薬を探す アヘンアルカロイド系麻薬
    同じ成分の薬を探す オキシコドン塩酸塩水和物
    同じ製薬会社の薬を探す 帝國製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳015~19歳0
    20~24歳020~24歳0
    25~29歳1,59725~29歳0
    30~34歳030~34歳3,710
    35~39歳1,83035~39歳3,658
    40~44歳7,27540~44歳8,622
    45~49歳14,32145~49歳11,876
    50~54歳19,06250~54歳19,281
    55~59歳31,33255~59歳22,631
    60~64歳26,66760~64歳26,823
    65~69歳47,62265~69歳31,718
    70~74歳46,89070~74歳25,765
    75~79歳34,44375~79歳20,682
    80~84歳19,75680~84歳12,472
    85~89歳7,65085~89歳5,537
    90歳以上1,05990歳以上1,230