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カルテオロール塩酸塩LA点眼液1%「わかもと」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 カルテオロール塩酸塩LA点眼液1%「わかもと」
主成分 カルテオロール塩酸塩
分類名称 眼科用剤
剤形 無色澄明の点眼剤、2.5mL、(キャップ)クリーム色
商品画像
製薬会社 日東メディック株式会社
効能 交感神経受容体の一つであるβ受容体を遮断し、目の中の液(房水)の産生を減らすことにより眼圧を下げます。
通常、緑内障、高眼圧症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心不全、洞性徐脈、房室ブロック、心原性ショックがある。気管支喘息・気管支痙攣またはこれらの既往歴がある。慢性閉塞性肺疾患がある。コンタクトレンズを使用している。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、1%製剤を1回1滴、1日1回点眼します。なお、十分な効果が得られない場合は、2%製剤を用いて1回1滴、1日1回点眼します。本剤は1%製剤です。必ず指示された点眼方法に従ってください。
  • 容器の先端が直接目に触れないようにしてください。
  • 点眼後は、しばらく(1~5分間)まばたきをしないで目をつぶってください。
  • 点眼した時に液がまぶたなどについた場合は、すぐにふき取ってください。
  • 他の目薬と併用するときは、10分以上の間隔をあけてから必ず最後にこの目薬を点眼してください。
    なおやむを得ずこの目薬を先に点眼した時は、十分な間隔をあけてから他の目薬を点眼してください。
  • 点眼し忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く点眼してください。ただし、次に点眼する時間が近い場合は点眼しないで、次回より指示どおりに点眼してください。2回分を一度に点眼してはいけません。
  • 誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、点眼するのを止めないでください。
  • 生活上の注意
    副作用 主な副作用として、目の症状では、しみる、痛み、霧視(目がかすむ)、角膜炎、目のかゆみ、目の乾燥感、目やになどが報告されています。全身症状では、めまい、味覚異常(苦味など)、頭痛、皮膚炎、脈が遅くなるなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 息切れ、息をするとヒューヒュー音がする [喘息発作]
  • 脈が遅くなったり、気を失う [失神]
  • 脈が遅くなる、息切れ、めまい、体がだるい、胸の痛み [房室ブロック、洞不全症候群、洞停止などの徐脈性不整脈、うっ血性心不全、冠攣縮性狭心症]
  • 目の異物感、眼痛、結膜充血 [眼類天疱瘡]
  • 意識消失、立ちくらみ [脳虚血、脳血管障害]
  • 発熱、顔の紅斑、光線過敏症 [全身性エリテマトーデス]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 添付の投薬袋に入れて保管してください。
  • この目薬は容器の半分の量しか入っていませんが、治療に十分な量は入っています。
  • 開封後1ヵ月が経過し、薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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