お薬検索

プラミペキソール塩酸塩錠0.5mg「サワイ」[レストレスレッグス症候群治療剤]

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 プラミペキソール塩酸塩錠0.5mg「サワイ」[レストレスレッグス症候群治療剤]
主成分 プラミペキソール塩酸塩水和物
分類名称 抗パーキンソン剤
剤形 白色の錠剤、長径10.6mm、短径7.6mm、厚さ2.8mm
商品画像
製薬会社 沢井製薬株式会社
効能 脳内の神経伝達物質(ドパミン)の受容体に作用することにより、レストレスレッグス症候群の症状(脚の不快感や脚を動かしたいという強い欲求)、これに伴う睡眠の障害を改善します。
通常、中等度から高度の特発性レストレスレッグス症候群(下肢静止不能症候群)の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある。
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は主成分として1回0.25mgを1日1回就寝2~3時間前に服用します。1日0.125mgから服用し始め、症状により適宜増減されますが、1日0.75mgを超えません。1週間以上の間隔をあけて増量されます。本剤は1錠中に主成分として0.5mgを含有する製剤です。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分をとばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 前兆のない突発的睡眠(突然の睡眠)、傾眠(ぼんやりする)などがあらわれることがありますので、車の運転や機械の操作、高所作業など危険を伴う機械の操作はしないようにしてください。
  • 急に起き上がると立ちくらみやめまいを起こすことがありますので注意してください。
  • 夜間の症状が2時間以上早まってあらわれたり、症状がひどくなったり、他の手足にも症状が広がってきた場合は、医師または薬剤師に相談してください。
  • 飲酒により薬の作用が強くあらわれることがありますので、服用中の飲酒は控えてください。
  • 副作用 主な副作用として、傾眠、頭痛、吐き気、胃不快感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 前兆のない突然の睡眠 [突発的睡眠]
  • 現実には存在しない物が見えたり、ない音が聞こえる、根拠のない主観的な思い込み、考えがまとまらない、感情や声が激しく高ぶった状態 [幻覚、妄想、せん妄、激越、錯乱]
  • 食欲不振、痙攣、意識障害 [抗利尿ホルモン不適合分泌症候群]
  • 筋肉痛、脱力感、赤褐色尿 [横紋筋融解症]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 抗パーキンソン剤
    同じ成分の薬を探す プラミペキソール塩酸塩水和物
    同じ製薬会社の薬を探す 沢井製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳015~19歳0
    20~24歳020~24歳1,780
    25~29歳025~29歳1,145
    30~34歳030~34歳1,044
    35~39歳1,16435~39歳2,155
    40~44歳2,62640~44歳5,684
    45~49歳2,76045~49歳6,917
    50~54歳8,26350~54歳6,568
    55~59歳4,52855~59歳8,398
    60~64歳16,87860~64歳24,540
    65~69歳40,76865~69歳35,229
    70~74歳46,59870~74歳56,054
    75~79歳70,99275~79歳72,295
    80~84歳47,61480~84歳85,089
    85~89歳27,90585~89歳70,040
    90歳以上4,76090歳以上26,003