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アトルバスタチン錠10mg「サワイ」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 アトルバスタチン錠10mg「サワイ」
主成分 アトルバスタチンカルシウム水和物
分類名称 高脂血症用剤
剤形 白色の錠剤、直径6.1mm、厚さ2.9mm
商品画像
製薬会社 沢井製薬株式会社
効能 肝臓のコレステロール合成を阻害することにより、血液中のコレステロールを低下させます。
通常、高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害、腎障害
  • 妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある。
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 高コレステロール血症:通常、成人は1回1錠(アトルバスタチンとして10mg)を1日1回服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、重症の場合は1日2錠(20mg)まで増量されることもあります。
    家族性高コレステロール血症:通常、成人は1回1錠(アトルバスタチンとして10mg)を1日1回服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、重症の場合は1日4錠(40mg)まで増量されることもあります。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分をとばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 指示された食事療法や運動療法をきちんと守ってください。
  • グレープフルーツジュースは薬の作用を強めることがありますので、同時に服用しないでください。
  • 副作用 主な副作用として、かゆみ、発疹、皮疹、貧血、肝障害、下痢、軟便、吐き気、胸やけ、便秘、胃不快感、心窩部痛(心窩部の疼痛)、腹部膨満感、食欲不振、消化不良、筋肉痛、背部痛、頸・肩のこり、こわばり感、めまい、不眠(症)、四肢しびれ(感)、頭痛、全身倦怠(感)、浮腫(顔面・四肢など)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 筋肉痛、脱力感、赤褐色尿 [横紋筋融解症、ミオパチー、免疫性壊死性ミオパチー]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [劇症肝炎、肝炎、肝機能障害、黄疸]
  • まぶた・口唇・舌の腫れ、呼吸困難、蕁麻疹 [過敏症]
  • 発熱、全身倦怠感、出血傾向 [無顆粒球症、汎血球減少症、血小板減少症]
  • 発熱、皮膚・粘膜が赤く腫れて発疹や水ぶくれができる、眼球結膜の充血 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 高脂血症用剤
    同じ成分の薬を探す アトルバスタチンカルシウム水和物
    同じ製薬会社の薬を探す 沢井製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳1,351
    15~19歳8,66215~19歳3,480
    20~24歳22,04420~24歳11,546
    25~29歳77,60525~29歳31,913
    30~34歳209,62030~34歳72,247
    35~39歳480,51235~39歳152,022
    40~44歳1,308,98140~44歳382,650
    45~49歳2,567,11645~49歳932,088
    50~54歳3,702,56450~54歳1,921,110
    55~59歳4,979,67255~59歳3,585,503
    60~64歳6,276,21160~64歳5,793,955
    65~69歳9,156,61565~69歳10,088,017
    70~74歳9,262,96270~74歳11,370,691
    75~79歳7,521,59675~79歳10,403,008
    80~84歳5,020,34980~84歳8,230,021
    85~89歳2,392,88385~89歳5,212,766
    90歳以上713,89090歳以上2,374,436