お薬検索

リオベル配合錠HD

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 リオベル配合錠HD
主成分 アログリプチン安息香酸塩、ピオグリタゾン塩酸塩
分類名称 糖尿病用剤
剤形 微黄赤色の錠剤、直径8.7mm、厚さ5.0mm
商品画像
製薬会社 帝人ファーマ株式会社
効能 血糖値が高いときにインスリンの分泌を促したり、インスリンの働きを高めたりすることによって、血糖コントロールを改善します。
通常、2型糖尿病の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心臓疾患およびその既往歴、ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、1型糖尿病、肝臓疾患、腎臓疾患、重症感染症、手術前後、ケガをしている、脳下垂体異常、副腎疾患、十分な食事を摂取していない、衰弱している、激しい運動をしている、酒を大量に飲んでいる、開腹手術をしたことがある、腸閉塞になったことがある、膀胱がんまたは膀胱がんの既往、糖尿病性網膜症
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、成人は1回1錠を1日1回朝食前または朝食後に服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、昼までであればできるだけ早く1回分を飲んでください。また、昼過ぎに飲み忘れに気がついた場合は、1回とばして次の指示された時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 指示された食事療法や運動療法をきちんと守ってください。
  • 浮腫(むくみ)や急激な体重増加、心不全症状(息苦しい、息切れ、疲れやすいなど)があらわれた場合は、使用を中止し医師に伝えてください。
  • 低血糖症状(お腹がすく、冷汗が出る、血の気が引く、疲れやすい、手足のふるえ、けいれん、意識の低下)があらわれた場合は、通常は糖質を含む食品や砂糖をとってください。
  • α-グルコシダーゼ阻害薬(アカルボーズ、ボグリボーズ、ミグリトールなどの糖分の吸収を遅らせる薬)を同時に飲んでいる場合は、ブドウ糖をとってください。
  • 急性膵炎(初期症状として、持続的なおなかの激しい痛み、嘔吐などがあらわれることがあります。このような症状があらわれた場合は、速やかに医師の診断を受けてください。
  • 高所作業や自動車運転中などに低血糖を起こすと事故につながりますので、特に注意してください。
  • 定期的に心電図の検査が行われます。
  • 定期的に血糖値、尿糖値の測定が必要です。医師の指示にしたがって検査を受けてください。
  • 定期的に尿検査などが行われます。血尿、頻尿、排尿時の痛みなどがあらわれたらすぐに医師に伝えてください。
  • 低血糖についての注意は、家族の方にも知らせておいてください。
  • 糖尿病薬を飲んでいることを必ず家族やまわりの方にも知らせておいてください。
  • 副作用 主な副作用として、貧血、血圧上昇、動悸、胸部圧迫感、顔面潮紅、発疹、かゆみ、吐き気、嘔吐、胃部不快感、胸やけ、腹痛、腹部膨満、胃腸炎、下痢、便秘、食欲亢進、食欲不振、めまい、ふらつき、頭痛、眠気、倦怠感、脱力感、しびれ、体重増加、糖尿病網膜症の悪化、息切れ、鼻咽頭炎、むくみ、関節痛、筋肉痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • むくみ、急激な体重増加、息切れ、動悸 [心不全]
  • むくみ、急激な体重増加 [浮腫]
  • 食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害・黄疸]
  • 冷や汗がでる、空腹感、手足のふるえ [低血糖]
  • 脱力感、筋肉痛、褐色の尿 [横紋筋融解症]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 糖尿病用剤
    同じ成分の薬を探す アログリプチン安息香酸塩、ピオグリタゾン塩酸塩
    同じ製薬会社の薬を探す 帝人ファーマ株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳015~19歳0
    20~24歳2,12120~24歳1,018
    25~29歳6,39525~29歳1,423
    30~34歳31,47230~34歳7,698
    35~39歳70,03235~39歳14,161
    40~44歳222,83840~44歳34,493
    45~49歳438,33645~49歳74,507
    50~54歳682,37050~54歳119,205
    55~59歳901,53355~59歳195,251
    60~64歳1,175,20460~64歳305,607
    65~69歳1,683,87065~69歳499,861
    70~74歳1,534,04870~74歳554,383
    75~79歳1,148,10675~79歳480,364
    80~84歳666,21680~84歳366,375
    85~89歳242,76485~89歳197,068
    90歳以上49,18990歳以上68,333