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レボレード錠25mg[慢性特発性血小板減少性紫斑病]

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 レボレード錠25mg[慢性特発性血小板減少性紫斑病]
主成分 エルトロンボパグ オラミン
分類名称 他に分類されない代謝性医薬品
剤形 白色の錠剤、直径10.3mm、厚さ4.2mm
商品画像
製薬会社 ノバルティス ファーマ株式会社
効能 血小板の産生に関わるトロンボポエチン受容体に働き、血小板数を増加させます。
通常、慢性特発性血小板減少性紫斑病の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害、腎障害がある。血栓塞栓症の素因がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は初回服用量(エルトロンボパグとして12.5mg)を1日1回、食事の前後2時間を避けて空腹時に服用します。血小板数・症状に応じて適宜増減されますが、1日最高2錠(50mg)までとされています。
    本剤は1錠中にエルトロンボパグとして25mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 服用予定時刻に飲み忘れてしまった場合は、その日は飲み忘れた分を服用しないでください。翌日は決められた錠数のみを服用し、絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 食事と一緒に服用すると薬の作用を弱めることがありますので、食事の前後2時間は服用しないでください。
  • 牛乳などの乳製品、ミネラル(鉄、カルシウム、アルミニウム、マグネシウム、セレン、亜鉛など)を含むサプリメントと一緒に服用すると薬の作用を弱めることがありますので、薬を服用する前4時間および薬を服用した後2時間はこれらの摂取を避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、疲労、白内障、胸痛、頭痛、吐き気、下痢などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 全身倦怠感、食欲不振、吐き気 [肝機能障害]
  • 局所の痛み、むくみ、意識障害、呼吸困難、手足の片側の麻痺、しびれ [血栓塞栓症]
  • 鼻血、歯ぐきの出血、皮下出血 [出血]
  • 動悸、貧血症状、発熱 [骨髄線維化]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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