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コルヒチン錠0.5mg「タカタ」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 コルヒチン錠0.5mg「タカタ」
主成分 コルヒチン
分類名称 痛風治療剤
剤形 青色の錠剤、直径約7.0mm、厚さ約2.1mm
商品画像
製薬会社 高田製薬株式会社
効能 白血球が関節内の尿酸に作用するのを抑え、痛風の発作を症状を抑えます。
また、微小管に作用して炎症性サイトカインの産生を抑え、家族性地中海熱の症状を抑えます。
通常、痛風発作の予防や治療ならびに、家族性地中海熱の治療に用いられますが、病気の原因そのものを治す薬ではありません。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害または腎障害がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 発作時:通常、成人は1回1錠(主成分として0.5mg)を3~4時間ごとに、1日6~8回服用しますが、年齢・症状により適正増減されます。なお、1日量は1.8mgまでにとどめることが望ましいとされており、1日6~8錠の服用は多いことがあります。医療機関から指示された服用方法を必ずお守りください。
    発作予防:通常、成人は1日1~2錠(主成分として0.5~1mg)を服用します。
    発作予感時:通常、成人は1回1錠(主成分として0.5mg)を服用します。
    家族性地中海熱:通常、成人は1日に1錠(主成分として0.5mg)を1回または2回に分けて服用します。状態により適宜増減されますが、1日量は1.5mgまでとされています。通常、小児は、1日主成分として0.01~0.02mg/kgを1回または2回に分けて服用します。状態により適宜増減されますが、1日量は0.03mg/kgまでとされています。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついたときにすぐに飲んでください。ただし、次に飲む時間が近いときは、1回とばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • グレープフルーツジュースは、薬の作用が強くあらわれることがありますので、一緒に服用しないよう注意してください。
  • 副作用 主な副作用として、下痢、吐き気、嘔吐、腹痛、発疹、全身のかゆみ、発熱、脱毛、血尿、乏尿などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 出血傾向、のどの痛み、発熱 [再生不良性貧血、顆粒球減少、白血球減少、血小板減少]
  • 筋肉が痛い、手足の力が入らない、尿の色が濃い(赤褐色になる) [横紋筋融解症、ミオパチー]
  • 手足のしびれ、痛み、感覚のまひ [末梢神経障害]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 痛風治療剤
    同じ成分の薬を探す コルヒチン
    同じ製薬会社の薬を探す 高田製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳4,442
    5~9歳24,4665~9歳23,276
    10~14歳45,33410~14歳35,392
    15~19歳71,90415~19歳89,553
    20~24歳126,87620~24歳146,473
    25~29歳222,97525~29歳184,856
    30~34歳345,65930~34歳235,481
    35~39歳555,60135~39歳357,566
    40~44歳888,61840~44歳527,862
    45~49歳1,150,36145~49歳678,977
    50~54歳1,118,53950~54歳557,404
    55~59歳960,43955~59歳489,547
    60~64歳869,15660~64歳456,258
    65~69歳891,03965~69歳493,890
    70~74歳675,38770~74歳428,357
    75~79歳481,73875~79歳378,088
    80~84歳261,95880~84歳272,283
    85~89歳110,40285~89歳162,090
    90歳以上34,79290歳以上100,208