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カデュエット配合錠3番

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 カデュエット配合錠3番
主成分 アムロジピンベシル酸塩、アトルバスタチンカルシウム水和物
分類名称 その他の循環器官用薬
剤形 白色の錠剤、長径6.6mm、短径6.2mm、厚さ2.8mm
商品画像
製薬会社 ヴィアトリス製薬株式会社
効能 細胞内へのカルシウムの流入を減少させることにより冠血管や末梢血管を弛緩させ、血圧を下げたり、狭心症の発作をおこりにくくします。また、肝臓のコレステロール合成を阻害することにより、血液中のコレステロールを低下させます。
通常、高血圧症または狭心症と、高コレステロール血症または家族性高コレステロール血症を併発している場合の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝代謝能が低下している、血圧が低い、糖尿病、甲状腺機能低下症、遺伝性の筋疾患(筋ジストロフィーなど)またはその家族歴がある、薬剤性の筋障害の既往歴がある、アルコール中毒、重症筋無力症またはその既往歴がある、肝機能障害、腎機能障害がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 高血圧症:通常、成人は1回アムロジピンとして2.5~5mgを1日1回服用します。症状により適宜増減され、効果不十分な場合には1日1回10mgまで増量されます。
    狭心症
    :通常、成人は1回アムロジピンとして5mgを1日1回服用します。症状により適宜増減されます。
    高コレステロール血症
    :通常、成人は1回アトルバスタチンとして10mgを1日1回服用します。年齢・症状により適宜増減され、重症の場合は1日20mgまで増量されます。
    家族性高コレステロール血症
    :通常、成人は1回アトルバスタチンとして10mgを1日1回服用します。年齢・症状により適宜増減され、重症の場合は1日40mgまで増量されます。
    本剤は1錠中にアムロジピン5mg、アトルバスタチン5mgを含有します。いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時に、できるだけ早く1回分を飲んでください。決して2回分を一度に飲まないでください。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 血圧が下がることにより、めまい、ふらつきなどがあらわれることがありますので、車の運転や高い所での作業、危険をともなう機械の操作などには十分注意してください。
  • 指示された食事療法や運動療法をきちんと守ってください。
  • グレープフルーツジュースによって、この薬の作用が強くなることがありますので、一緒に飲むことは避けてください。
  • この薬の服用を開始、または使用量が増えた後は、12週までの間に1回以上、それ以降は定期的(半年に1回など)に肝臓の機能検査が行われます。
  • この薬を服用中は、定期的に血液検査や腎機能検査などが行われます。
  • 副作用 主な副作用として、動悸、肝機能障害、頭痛、めまい・ふらつき、かゆみ、ほてり(熱感、顔面潮紅など)、浮腫、胃不快感、不眠症、便秘などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 吐き気・嘔吐、全身けん怠感、皮膚や白目が黄色くなる [劇症肝炎、肝炎、肝機能障害、黄疸]
  • 発熱、咽頭痛、鼻血・皮下の出血 [無顆粒球症、白血球減少、汎血球減少症、血小板減少症]
  • 呼吸困難、じんましん、目や口唇周囲の腫れ [過敏症]
  • 徐脈、息切れ、めまい [房室ブロック]
  • 筋肉痛、脱力感、赤褐色尿 [横紋筋融解症、ミオパチー、免疫介在性壊死性ミオパチー]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
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    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳015~19歳0
    20~24歳020~24歳0
    25~29歳025~29歳0
    30~34歳3,92430~34歳1,199
    35~39歳13,47635~39歳2,943
    40~44歳48,54340~44歳15,091
    45~49歳134,33745~49歳52,030
    50~54歳211,91450~54歳138,643
    55~59歳326,56955~59歳289,079
    60~64歳427,16560~64歳487,964
    65~69歳596,24665~69歳997,547
    70~74歳667,66370~74歳1,343,461
    75~79歳699,53275~79歳1,565,427
    80~84歳504,51880~84歳1,402,063
    85~89歳273,46285~89歳950,646
    90歳以上85,95790歳以上438,159