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ストックリン錠200mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ストックリン錠200mg
主成分 エファビレンツ
分類名称 抗ウイルス剤
剤形 黄色の錠剤、直径11.1mm、厚さ4.3mm
商品画像
製薬会社 MSD株式会社
効能 体の免疫機能を低下させ、日和見感染症などを引き起こすヒト免疫不全ウイルス(HIV)の逆転写酵素を競合的に阻害して増殖を抑制し、抗ウイルス作用を示します。
通常、HIV感染症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害がある。B型、C型肝炎に感染したことがある人、またはその疑いのある人。精神病である。薬物乱用の既往歴がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回3錠(主成分として600mg)を1日1回、他の抗HIV剤と併用して服用します。食事の有無に係わらず服用できますが、副作用を避けるため、できるだけ空腹時、就寝時の服用が望ましいです。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時、すぐに1回分を飲んでください。ただし、次の通常服用する時間が近い場合には飲まずに、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • めまい、集中力低下、眠気をおこすことがありますので、自動車の運転や危険を伴う機械の操作などはしないようにしてください。
  • アルコールは薬の作用を強めることがありますので、注意してください。
  • セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品は薬の代謝を促進して効果を弱めるおそれがあるので、注意してください。
  • 副作用 主な副作用として、頭痛、インフルエンザ様症候群(のどの痛み、鼻づまり、鼻水、頭痛、寒気、震え、発熱)、疼痛、吐き気、嘔吐、下痢、消化不良、めまい、不眠、集中力障害、疲労、発疹、斑状丘疹性皮疹、紅斑などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発熱、口内炎、皮膚の紅斑・水疱 [皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑]
  • 食欲不振、吐き気・嘔吐、羽ばたくような手の震え [肝不全]
  • 動悸、気を失う [QT延長(心電図上の異常)]
  • めまい、集中力障害、眠気やうとうと、おかしな夢を見る、不眠 [精神神経系症状]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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