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ドキサゾシン錠0.5mg「TCK」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ドキサゾシン錠0.5mg「TCK」
主成分 ドキサゾシンメシル酸塩
分類名称 血圧降下剤
剤形 白色の錠剤、直径6.1mm、厚さ2.7mm
商品画像
製薬会社 辰巳化学株式会社
効能 α受容体遮断作用により、血圧を下げる薬です。
通常、高血圧症、褐色細胞腫による高血圧症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝機能障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回1錠(ドキサゾシンとして0.5mg)を1日1回服用から開始し、効果が不十分な場合は1~2週間の間隔をおいて1回2~8錠(1~4mg)に漸増され1日1回服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日最高服用量16錠(8mg)までとされています。ただし、褐色細胞腫による高血圧症には1日最高服用量を32錠(16mg)までとされています。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次の服用時間が近いときは忘れた分を飲まないで、次の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 起立性低血圧に基づく、めまいなどが起こることがありますので、高所での作業、車の運転など危険を伴う機械の操作には十分注意してください。
  • 副作用 主な副作用として、起立性めまい、頭痛・頭重、動悸、発疹、かゆみ、蕁麻疹、血管浮腫(瞼・唇の腫れ)、光線過敏症などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 意識がうすれる、気を失う [失神・意識喪失]
  • 動悸、胸痛、胸部不快感 [不整脈]
  • 頭痛、吐き気、手足の片側の麻痺 [脳血管障害]
  • のどの痛み、鼻血・歯ぐきの出血、発熱 [無顆粒球症、白血球減少、血小板減少]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝炎、肝機能障害、黄疸]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
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