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テルビナフィン錠125mg「タカタ」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 テルビナフィン錠125mg「タカタ」
主成分 テルビナフィン塩酸塩
分類名称 その他の化学療法剤
剤形 白色~帯黄白色の錠剤、直径約8.1mm、厚さ約4.5mm
商品画像
製薬会社 高田製薬株式会社
効能 真菌細胞内の酵素を阻害して、細胞膜の合成を阻害することにより真菌の増殖を抑え、抗真菌作用を示します。
通常、白癬性肉芽腫などの深在性皮膚真菌症、爪白癬(爪の水虫)などの表在性皮膚真菌症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害、血液障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回1錠(テルビナフィンとして125mg)を1日1回食後に服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 自分で気づかない副作用が発生していないかを確認するために、医師の指示を守って定期的に受診することが大切です。この薬を飲んでいる間は肝臓や血液の働きを調べるため、飲み始めてから2ヵ月間は月に1回肝機能の検査を受けてください。また、その後も定期的に検査する必要があります。
  • 眠気がおきたり、めまい・ふらつきなどの症状があらわれることがありますので、高い所での作業、自動車の運転など危険を伴う機械の操作に注意してください。
  • 副作用 主な副作用として、胃部不快感、下痢、腹痛、胃部膨満感、めまい、頭痛、食欲不振、味覚異常、発疹、蕁麻疹、かゆみ、乾癬様発疹、血清病様反応(蕁麻疹、発熱、関節痛)、紅斑、光線過敏性反応、顔面浮腫、リンパ節腫脹、多形紅斑、水疱性皮膚炎などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 全身けん体感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [重篤な肝障害]
  • めまい、筋肉痛、鼻血 [汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少]
  • 皮膚の広い範囲に赤い発疹、水疱、発熱 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、急性全身性発疹性膿胞症、紅皮症]
  • 手足の筋肉の痛み、脱力感、赤褐色尿 [横紋筋融解症]
  • 顔面浮腫、冷汗、呼吸困難 [ショック、アナフィラキシー]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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