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クラバモックス小児用配合ドライシロップ

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 クラバモックス小児用配合ドライシロップ
主成分 クラブラン酸カリウム、アモキシシリン水和物
分類名称 主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの
剤形 白色~帯黄白色のドライシロップ剤
商品画像
製薬会社 グラクソ・スミスクライン株式会社
効能 細菌の細胞壁の合成を阻害することにより、細菌の増殖を抑制する抗生物質です。また、一部の細菌は薬を分解する酵素を産生しますが、この酵素を阻害する成分も含んでいます。
通常、皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、扁桃炎、急性気管支炎、耳鼻咽喉科感染症、泌尿器感染症など広い範囲の感染症の治療に使用されます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。伝染性単核症にかかっている。黄疸または肝機能障害を起こしたことがある。本人または両親・兄弟がアレルギー症状(気管支喘息、発疹、蕁麻疹など)を起こしやすい体質である、口からの食事が不十分またはできない、全身状態が悪い。フェニルケトン尿症、腎障害、肝障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、小児はクラバモックスとして1日量96.4mg(力価)/kgを、2回に分けて12時間ごとに食直前に服用します。分包製剤の場合は、症状に応じて適宜服用量が決められます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • ボトル製剤の懸濁液は、服用のたびによく振り混ぜてください。分包製剤は、水に混ぜて服用してください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は飲まないで、その後は指示された時間から飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 口からの食事が不十分またはできない、全身状態が悪い場合、ビタミンK欠乏症状により出血しやすくなることがあります。
  • この薬の服用中に、急性腎障害などの重篤な腎障害があらわれることがありますので、定期的に腎臓の働きを調べることがあります。その場合には、指定された日時に検査を受けてください。
  • 副作用 主な副作用として、下痢、吐き気、嘔吐などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 不快感、口内異常感、喘鳴 [ショック、アナフィラキシー]
  • 胸痛、息切れ、疲労 [アレルギー反応に伴う急性冠症候群]
  • 発熱、頭痛・関節痛、皮膚や粘膜の紅斑・水疱 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、紅皮症(剥脱性皮膚炎)]
  • のどの痛み、頭痛、鼻や歯ぐきからの出血、発熱 [無顆粒球症、顆粒球減少、血小板減少]
  • 尿量減少、むくみ、全身倦怠感 [急性腎障害]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで保管してください。
  • ボトル製剤を懸濁液に調製後は、冷蔵庫(約4℃)に保管し、10日以内に使用してください。分包製剤は、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管し、服用のたびに指示された包数を開けてください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの
    同じ成分の薬を探す クラブラン酸カリウム、アモキシシリン水和物
    同じ製薬会社の薬を探す グラクソ・スミスクライン株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳2,509,8470~4歳2,080,229
    5~9歳1,359,1665~9歳1,112,622
    10~14歳92,49610~14歳77,681
    15~19歳6,34415~19歳3,552
    20~24歳2,34220~24歳2,102
    25~29歳3,10725~29歳1,719
    30~34歳1,51730~34歳2,031
    35~39歳035~39歳2,252
    40~44歳1,11840~44歳1,059
    45~49歳045~49歳1,080
    50~54歳050~54歳1,369
    55~59歳1,84155~59歳0
    60~64歳1,33560~64歳0
    65~69歳2,22365~69歳0
    70~74歳3,54970~74歳1,761
    75~79歳5,79775~79歳5,632
    80~84歳5,46580~84歳5,236
    85~89歳5,32985~89歳10,215
    90歳以上3,61090歳以上18,277