お薬検索

ドンペリドンDS小児用1%「サワイ」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ドンペリドンDS小児用1%「サワイ」
主成分 ドンペリドン
分類名称 その他の消化器官用薬
剤形 白色のドライシロップ剤
商品画像
製薬会社 沢井製薬株式会社
効能 胃や十二指腸のドパミン受容体に作用して消化管運動を改善し、吐き気に関与するCTZ(化学受容器引き金帯)に作用して吐き気を抑えます。
通常、小児の周期性嘔吐症、乳幼児下痢症、上気道感染症および抗悪性腫瘍剤投与時における消化器症状(悪心、嘔吐、食欲不振、腹部膨満、腹痛)の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化管出血、機械的イレウス、消化管穿孔、プロラクチン分泌性の下垂体腫瘍(プロラクチノーマ)
  • 妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある。
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、小児は1日体重1kgあたり0.1~0.2g(主成分として1~2mg)を1日3回に分けて食前に用時水にかき混ぜて服用します。治療を受ける疾患や年齢・体重・症状により適宜増減されますが、1日3g(30mg)を超えません。また、6才以上の1日最高用量は体重1kgあたり0.1g(1mg)までとされています。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、その薬は飲まないで1回分をとばして、次の決められた時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 眠気、めまい・ふらつきがあらわれることがありますので、車の運転など危険を伴う機械の操作に気をつけてください。
  • 副作用 主な副作用として、女性化乳房、下痢などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発疹、発赤、呼吸困難 [ショック、アナフィラキシー様症状]
  • 首のねじれや突っ張り、眼球が上を向く、手がだらんと伸びる [錐体外路症状]
  • 意識がうすれる、考えがまとまらない、筋肉が発作的に収縮する [意識障害、痙攣]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 同じ薬効の薬を探す その他の消化器官用薬
    同じ成分の薬を探す ドンペリドン
    同じ製薬会社の薬を探す 沢井製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。