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アシクロビル錠400mg「サワイ」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 アシクロビル錠400mg「サワイ」
主成分 アシクロビル
分類名称 抗ウイルス剤
剤形 白色の錠剤、直径10.0mm、厚さ5.8mm
商品画像
製薬会社 沢井製薬株式会社
効能 単純ヘルペスウイルスおよび水痘・帯状疱疹ウイルスのDNA合成を阻害して増殖を抑えます。
通常、単純疱疹、帯状疱疹の治療および造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制、性器ヘルペスの再発抑制(小児のみ)に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 単純疱疹:通常、成人は主成分として1回200mgを1日5回服用します。通常、小児は1回体重1kgあたり主成分として20mgを1日4回服用しますが、1回最高用量は200mgまでとされています。
    造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制:通常、成人は主成分として1回200mgを1日5回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで服用します。通常、小児は1回体重1kgあたり主成分として20mgを1日4回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで服用しますが、1回最高用量は200mgまでとされています。
    帯状疱疹:通常、成人は主成分として1回800mgを1日5回服用します。通常、小児は1回体重1kgあたり主成分として20mgを1日4回服用しますが、1回最高用量は800mgまでとされています。
    性器ヘルペスの再発抑制
    :通常、小児は1回体重1kgあたり主成分として20mgを1日4回服用しますが、1回最高用量は200mgまでとされています。
    いずれの場合も、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。本剤は1錠中に主成分400mgを含む製剤です。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分をとばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 服薬中は普段より多めに水分をとってください。ただし、水分制限を指導されている方は医師または薬剤師に相談してください。
  • 意識障害などがあらわれることがありますので、車の運転など危険を伴う機械の操作には十分注意してください。なお、腎機能障害のある方は、特に意識障害などがあらわれやすいので、医師から控えるように指示されている場合には危険を伴う機械の操作を避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、発熱、発疹、水疱、紅斑、蕁麻疹、かゆみ、固定薬疹、光線過敏症、貧血、下痢、軟便、吐き気、嘔吐、腹痛、胃痛、心窩部痛、胃不快感、傾眠、眠気、頭痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、血管浮腫、めまい [アナフィラキシーショック、アナフィラキシー]
  • 貧血症状、発熱、出血傾向 [汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、播種性血管内凝固症候群、血小板減少性紫斑病]
  • 尿量減少、むくみ、頭痛 [急性腎不全]
  • 意識障害(昏睡)、せん妄、痙攣 [精神神経症状]
  • 発熱、皮膚・粘膜が赤く腫れて発疹や水ぶくれができる、眼球結膜の充血 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 抗ウイルス剤
    同じ成分の薬を探す アシクロビル
    同じ製薬会社の薬を探す 沢井製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
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    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳2,5785~9歳2,624
    10~14歳6,33010~14歳4,962
    15~19歳3,41015~19歳2,783
    20~24歳2,04920~24歳1,892
    25~29歳2,62525~29歳3,211
    30~34歳4,09030~34歳3,652
    35~39歳5,20135~39歳6,265
    40~44歳5,69540~44歳5,791
    45~49歳4,95145~49歳7,847
    50~54歳5,23450~54歳8,093
    55~59歳5,71855~59歳10,593
    60~64歳6,59960~64歳10,347
    65~69歳10,66565~69歳12,438
    70~74歳9,15970~74歳12,806
    75~79歳7,96675~79歳12,161
    80~84歳6,23480~84歳10,653
    85~89歳3,22685~89歳5,388
    90歳以上090歳以上4,282