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ベンズブロマロン細粒10%「KO」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ベンズブロマロン細粒10%「KO」
主成分 ベンズブロマロン
分類名称 痛風治療剤
剤形 白色~淡黄色の顆粒剤
商品画像
製薬会社 寿製薬株式会社
効能 腎尿細管における尿酸の再吸収を抑制し、尿酸の尿中排泄を促進させて高尿酸血症を改善します。
通常、痛風、高尿酸血症を伴う高血圧症の治療に使用されます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害、腎結石、腎機能障害がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 痛風:通常、成人は1日1回0.25gまたは0.5g(主成分として25mgまたは50mg)を服用し、その後維持量として1回0.5gを1日1~3回(50~150mg)服用します。
    高尿酸血症を伴う高血圧症:通常、成人は1回0.5gを1日1~3回(主成分として50~150mg)服用します。
    いずれも、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついたときに、できるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間に近いときは、忘れた分は飲まないで1回分をとばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 飲み始めの6ヶ月間は、定期的に肝機能検査が行われます。また、6ヶ月以降も定期的に肝機能検査が行われることがあります。受診日を守ってください。
  • 尿が酸性の場合、尿酸結石やこれに由来する血尿、腎疝痛などの症状を起こしやすいので、これを防ぐために水分を多めにとって尿量の増加やアルカリ化をはかってください。
  • 副作用 主な副作用として、かゆみ、発疹、蕁麻疹、顔面発赤、紅斑、光線過敏症、黄疸、胃部不快感、胃腸障害、下痢などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 食欲不振、倦怠感、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる) [重篤な肝障害]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、高温、湿気を避け、しゃ光して保管してください
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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