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液状フェノール「日医工」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 液状フェノール「日医工」
主成分 フェノール
分類名称 外皮用殺菌消毒剤
剤形 無色またはわずかに赤色を帯びた液剤
商品画像
製薬会社 日医工株式会社
効能 殺菌消毒する効果があり、また、かゆみをおさえる効果もあります。
通常、手指・皮膚の消毒、医療機器の消毒、手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒、排泄物の消毒や、痒疹、じんま疹、虫さされなどの鎮痒に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消毒する皮膚や粘膜に損傷がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 手指・皮膚の消毒:通常、44~59倍に希釈した液(主成分として1.5~2%)で消毒します。
    医療機器の消毒、手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒:通常、18~44倍に希釈した液(主成分として2~5%)で消毒します。
    排泄物の消毒:通常、18~29倍に希釈した液(主成分として3~5%)で消毒します。
    痒疹(小児ストロフルスを含む)、じんましん、虫さされ:通常、44~88倍に希釈した液(主成分として1~2%)、または18~44倍に希釈した軟膏(2~5%)として、患部に塗ります。
    いずれの場合も、必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 傷のある皮膚や粘膜には使わないでください。
  • 外用剤なので、飲まないでください。
  • 眼に入らないように注意してください。もし誤って眼に入った場合には水でよく洗い流してください。
  • 使い忘れた場合は、気がついた時に使用してください。2回分を一度に使ってはいけません。
  • 誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使用するのを止めないでください。
  • 生活上の注意
    副作用 主な副作用として、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 該当する記載事項はありません。

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 引火性があるため、火気には十分注意してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
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    同じ製薬会社の薬を探す 日医工株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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